ドローンと聞くと、高くてとても手が出ないイメージですよね。
事実、空撮メインで使うなら、ドローン本体だけで軽く10万円は超えてしまいます。
そんな時に便利なのが、レンタルサービス。
ドローンはレンタルすれば、お試しで使えてメンテナンスも不要なので便利です。
この記事では、ドローンのレンタル業者6社を詳しく比較、おすすめ業者をランキングにまとめています。
安く補償面でも安心して借りられる業者を厳選しています。
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ドローンの種類や特徴の違いを比較
ドローンと言っても、小さいものから本格的な空撮用までたくさんあります。
どのくらいのスペックのドローンを借りればいいかわかりませんよね。
まず、ドローンの種類をサイズで3つに分類してみました。
それぞれのおすすめ用途は、下記のイメージになります。
- 小型 → 手軽に飛ばしてみたい
- ミドル → 高画質で空撮したい
- ハイエンド → 本格的な空撮(プロ向け)
種類ごとのドローンのメーカーとモデルは、下表を参考にしてください。
小型 | ミドル | ハイエンド |
DJI Spark
DJI Mavic Tello Parrot |
DJI Phantom | DJI Inspire |
ドローンがレンタル可能な主要業者の比較一覧表
ドローンのレンタルができる業者を9つの項目で比較してみました。
業者名を押すと、その業者の詳しい情報までスクロールします。
業者 | 送料 | 値段 | 宅配 |
レンティオ | 往復無料 | 2,980円〜
(3日〜) |
◎ |
DMM | 往復無料 | 2,900円〜
(5日〜) |
◎ |
ドロサツ | 往復無料 | 3,780円〜
(1日〜) |
◎ |
ドローンレンタルネット | 無料
※一部地域は除く |
7,600円〜
(1日〜) |
◎ |
スカイシーカー | 問い合わせ | 30,100円〜
(1日〜) |
◯ |
ACEレンタル | 1万以上で都内無料
※返送時は有料 |
10,000円〜
(1日〜) |
◯ |
万が一の時の保険や補償面で比較
ドローンをレンタルする上で、1番重要なポイントの補償を比較しました。
免責とは、事故や破損があった時に、あなたが支払わなければいけない金額です。
ドローンレンタルの場合は保険の性質上、免責はどの業者でも必要になります。
賠償保険は、人やものにぶつけて怪我や破損させた場合の損害賠償に支払われる金額です。
対人と対物どちらも対象になります。
業者 | 補償 | 賠償保険 | 機体の保険 |
レンティオ | 無料 | 無料
免責5万円 |
◎
免責あり |
DMM | 無料 | なし | なし |
ドロサツ | 無料
免責5万円 |
無料
免責5万円 |
◯
免責あり |
ドローンレンタルネット | 無料
免責5万円 |
無料
免責5万円 |
◎
免責あり |
スカイシーカー | 有料 | 有料 | 一部機種のみ |
ACEレンタル | なし | なし | なし |
取り扱っているドローンの機種やオプションの内容で比較
レンタルで取り扱いがあるドローンの機種やオプションについて、比較しました。
通常、ドローンを飛ばすために最低限必要なものは含まれています。
ただ、予備バッテリーやオプション類は別途レンタルすることが多いです。
業者 | 機種 | バッテリー | オプション |
レンティオ | 8 | ◎ | △ |
DMM | 7 | × | ×付属のみ |
ドロサツ | 9 | ◎ | ◎ |
ドローンレンタルネット | 16 | ◎ | ◎ |
スカイシーカー | 5 | ◎ | ◎ |
ACEレンタル | 8 | △ | ◯ |
ドローンを使う前に知っておくべきこと
ドローンを実際に借りて、飛ばす前に最低限知っておきたいことだけをまとめました。
飛空物体のドローンを扱う上で、法律の知識も少し必要になってきます。
中でも、航空法など飛行に関する法律だけは必ず知っておいてください。
法律違反したまま飛ばしていて、逮捕されても文句は言えません。
場合によっては、実刑判決になることもあるので、要注意です。
国土交通省の定める基本ルールを把握しておく
ドローンの基本ルールとして、国土交通省が定めているルールがあります。
基本的なルールについては、下記を参考にしてください。
- 日中(日出から日没まで)に飛行させること
- 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
- 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
- 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
- 爆発物など危険物を輸送しないこと
- 無人航空機から物を投下しないこと
難しく書かれていますが、要約すると、
- 明るいうちで見える範囲で飛ばす
- 30m以上離して飛ばす
- 人が多いところで飛ばさない
- 危険物を運んだり、物を落とさない
許可がないとドローンを飛ばせない場所がある
画像引用:国土交通省 無人航空機の飛行の許可
ドローンを飛ばせる場所は、これらに該当しないところならOKです。
図の中にあるA・B・Cに該当する場所や国会議事堂、海軍基地などは飛ばすことができません。
ドローンのレンタル業者を選ぶ時に重視したいこと
ドローンのレンタル業者を選ぶ時に注意したいポイントは3点です。
ドローンは他のものと比べて、値段が高く、危険もあります。
- 補償サービス
- 賠償保険
- 予備バッテリー
これらが揃っている業者でレンタルすれば、より安心です。
レンタルしたドローンが破損した時の補償があるかどうか
ドローンは、10万円を超える機体が多いです。
不注意や操作ミスでドローン本体に破損や故障があった場合、弁償となる可能性があります。
そんな時のために、補償をつけられる業者を選びましょう。
万が一の事故の時に備えて賠償保険に加入できるかどうか
ドローンは、絶対に安全ということはありません。
空から降ってきて怪我人が出て、刑事訴訟になったケースもあります。
万が一、人や公共のものにぶつけてしまった場合は、高額の賠償となります。
賠償保険に加入できる業者がベストです。
予備バッテリーなど付属品もあわせてレンタルができるかどうか
ドローンの飛行時間は、平均して30分程度です。
操作の練習をしているだけで、バッテリーがなくなってしまうこともあります。
通常使用なら問題ないですが、あれば安心ですね。
ドローンがレンタル可能なおすすめ業者6選
業者選びのポイントで解説した条件をクリアした、業者をおすすめ順にランキングにしました。
- 補償・賠償保険があって安心
- トータルで見て安い
- 種類・在庫量が多い
- オプションもレンタル可能
1位 レンティオ
画像引用:レンティオ公式サイト
往復送料 | 無料 |
補償料 | 無料
落下などは免責2,000円 |
対人補償 | 無料
免責5万円 |
対物補償 | 無料
免責5万円 |
機体の補償 | ◎免責あり |
ドローンの種類 | 8種類 |
在庫量 | ◎多い |
Phantom 4を3泊借りた料金 | 23,800円 |
バッテリーレンタル | 予備はオプション |
レンティオは、往復送料が無料、補償も無料です。
万が一、不注意で落下させても免責は2000円だけですむので良心的です。
対人・対物補償だけでなく、機体の補償もあるので安心して使えます。
レンタル料金も他社と比べて、そんなに高いわけでもありません。
Mavic Airなら、予備バッテリーも借りられます。
僕が調べた中では、サービスや値段のバランスがいいおすすめの業者です。
補償・料金共に良心的な業者
2位 DMMいろいろレンタル
画像引用:DMM公式サイト
往復送料 | 無料 |
補償料 | 無料 |
対人補償 | なし |
対物補償 | なし |
機体の補償 | 無料補償で対応 |
ドローンの種類 | 7種類 |
在庫量 | △少ない |
Phantom 3を5泊借りた料金 | 10,000円 |
バッテリーレンタル | 付属のみ |
DMMもレンティオ同様に、往復送料と補償料は無料です。
安い料金設定で、レンタル中でなければ安く借りることができます。
賠償保険がないこととドローンの種類が少ないところは、残念な点です。
機体の補償も免責なしでレンタルできるのは、DMMだけです。
故障や破損時の負担がゼロ
3位 ドロサツ
画像引用:ドロサツ公式サイト
往復送料 | 無料 |
補償料 | 無料
免責5万円 |
対人補償 | 無料
免責5万円 |
対物補償 | 無料
5万円 |
機体の補償 | ◯免責あり |
ドローンの種類 | 9種類 |
在庫量 | ◯多い |
Phantom 4を3泊借りた料金 | 19,200円 |
バッテリーレンタル | 予備はオプション |
ドロサツは、ドローンだけに特化したレンタル業者です。
補償も賠償保険も無料で入ることができ、安心して使うことができます。
ただ、補償の免責金額が他社より厳しめとなっています。
付属品やオプション品の取り扱いは、多いところは魅力的です。
4位 ドローンレンタルネット
画像引用:ドローンレンタルネット
往復送料 | 無料
※一部地域は除く |
補償料 | 無料
免責5万円 |
対人補償 | 無料
免責5万円 |
対物補償 | 無料
免責5万円 |
機体の補償 | ◎免責あり |
ドローンの種類 | 16種類 |
在庫量 | ◯多い |
Phantom 4を3泊借りた料金 | 24,400円 |
バッテリーレンタル | ◎予備バッテリーセットあり |
ドローンレンタルネットは、小型ドローンから産業用まで商品ラインナップが豊富です。
ドローン以外にも、カメラやスタビライザーまでレンタルできます。
レンタルだけでなく、空撮の依頼も対応してくれます。
5位 スカイシーカー
画像引用:スカイシーカー公式サイト
往復送料 | 地域による |
補償料 | 有料 |
対人補償 | 自己負担 |
対物補償 | 自己負担 |
機体の補償 | 有料 |
ドローンの種類 | 5種類 |
在庫量 | 未掲載 |
レンタル料の最安値 | 30,100円〜 |
バッテリーレンタル | 予備はオプション |
スカイシーカーは、産業用のドローン専門のレンタル業者です。
個人として使うには高いドローンが中心です。
長期で1年以上レンタルすることもできるのは、ここだけです。
ドローンのスクールもされており、講習受講者は特別料金でレンタルすることができます。
6位 ACEレンタル
画像引用:ACEレンタル公式サイト
往復送料 | 1万円以上は都内のみ無料
※返送時は自己負担 |
補償料 | なし |
対人補償 | なし |
対物補償 | なし |
機体の補償 | なし |
ドローンの種類 | 8種類 |
在庫量 | ◯多い |
Phantom 4を3泊借りた料金 | 66,000円 |
バッテリーレンタル | 予備はオプション |
ACEレンタルは、オプション類のレンタルが豊富な業者です。
空撮の撮影依頼も可能で、テレビ番組での撮影実績もあります。
ACEレンタルでは、オペレーターによる空撮撮影のサポート制度があります。
補償がないのと、レンタル料金や送料が高めなところが残念な点です。
ドローンのレンタル業者のおすすめと比較【まとめ】
ドローンは高額商品が多く、飛行にもリスクがつきものです。
そのため、レンタルは補償で選ぶと間違いありません。
DJIのMavicシリーズなら、初心者から中級者まで問題なく使えます。
今回調べた中で、僕がおすすめしたい業者をまとめておきます。