モノクロ写真は設定をたった1つ変えるだけで全く違った雰囲気の写真に仕上げることができます。
通常は、一眼レフのピクチャーコントロール機能を使って撮ります。
Photoshopなどの現像ソフトで後から色味を変えることもできますが、JPEGだけで楽しみたい人には少し面倒なので、カメラだけでできるモノクロ写真の設定や撮り方を解説していきます。
この記事を読んでいただいた後には、きっとモノクロ写真を撮ってみたくなるはずです。
モノクロとカラー写真をミックスさせる面白いテクニックも紹介しますので、楽しみにしていてください。
モノクロ写真の魅力
モノクロ写真はカラーの写真と違って、重く重厚な雰囲気を与えることができます。
カラーで見ると、迫力のない写真でもモノクロにするだけで重厚さが増し、写真の雰囲気をガラッと変えることができます。
特に古い感じのものや建物などは白黒にするだけで重厚感が出て迫力が出るので、ぜひ体験していただきたいです。
どんな写真でも白黒の方がいい感じだなとなることもよくあるので、設定1つでできるモノクロ写真はおすすめです。
【写真あり】白黒写真で撮りたい被写体4選
主に白黒の雰囲気がしっくりくる被写体を4つ紹介します。
もちろんカラーで撮ってもいい感じですが、白黒にすることでさらに雰囲気が出るおすすめの撮影シーンです。
レトロな風景

レトロな椅子

学校の校舎
風景写真

歌舞伎堂

雲海
動物・ペット

白鳥

ペットの猫ちゃん
人物・ポートレート(光と影を強調するとき)

若いカップル

夫婦の写真
モノクロとカラー写真の写り方を比較
モノクロ写真とカラー写真では写り方にどんな違いが出るのか、同じ写真で撮り比べてみました。

カラーで撮影

モノクロで撮影

セピアで撮影
カラー写真
カラーで撮ると、見た目の色合いに近い写りかたをしますが、曇り空だとどうも暗い写真になってしまいます。
晴れていて白飛びしてしまうようなときでも、カラー写真は色がシビアです。
露出の設定を間違えると全然イメージ通りの写真が撮れないということもあります。
モノクロ写真
モノクロに変えるだけで、より陰が強調されるので、カラーでは表現しきれなかった陰影をうまく表現することができます。
背景の色も白黒になるので、より主題にしたい被写体を引き立たせることができますね。
作例では、わらで編んだオブジェもカラーより白黒の方が目が行きやすい点はこのためです。
セピア写真
セピアにすると、レトロで優しい雰囲気に写すことができます。
白黒写真だと少し重い印象になる場合は、セピアにすると少し柔らかい感じの写真に仕上げることができます。
- カラーは色のバランスを考える必要あり
- 白黒は被写体を引き立たせて重厚感を与える
- セピアは優しい雰囲気に変える
各メーカーのピクチャーコントロールの設定
モノクロ写真の設定の方法は、メーカーによって異なってきます。
下の表に有名カメラメーカーのモノクロ写真の設定をまとめてみました。
[table id=7 /]
メーカーによって名前は少し違いますが、設定方法はどこもだいたい同じです。
カメラメーカーとして有名な3社を比較してみました。
Canon
[table id=40 /]
Canonのエフェクト数は6種類です。
機能拡張として、ソフトからファイルをインストールすることでさらに8種類のエフェクトが追加できます。
ニコン
ニコンのエフェクト数は7種類です。
- スタンダード
- ニュートラル
- フラット
- ポートレート
- 風景
- ビビッド
- モノクローム
エフェクト数は少ないですが、よく使うであろうものは含まれていますね。
ソニー
ソニーはエフェクト数が一番多いです。
デフォルトで11種類あり、機種によっては13種類あります。
[table id=41 /]
ソニーはアート風のエフェクトメインです。
インスタグラムなどのフィルターのような使い方ができます。
ピクチャーコントロールを使ったモノクロ写真の撮り方
ソニーの一眼レフでモノクロ写真の設定の方法を解説します。
私が持っているカメラがソニーなのでソニーの解説になります。
Canonやニコンでも要領は同じです。

撮影画面

Menuから設定へ

ピクチャーエフェクトを選択

好きな効果を選ぶ

撮影する
好きなエフェクトを選んで写真を撮るだけです。
エフェクトをかけて撮った後は、いったんもとの設定に戻しておきましょう。
次撮るときにエフェクトの設定のままになっていると、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことになります。
いろいろと撮ってみて違いを試してみるとおもしろいです。
簡単なのでぜひ。
モノクロ写真ではソニーの一眼レフが強い
今回は、Canon、ニコン、ソニーの主要カメラメーカーのピクチャーコントロール機能を見てきましたが、中でも白黒写真はソニーが強いです。
リッチトーンモノクロという一般的な白黒写真と、ハイコントラストモノクロというコントラスト強めの白黒写真を楽しむことができます。
リッチトーンモノクロは他メーカーと似たようなエフェクトで、柔らかいイメージの白黒写真に仕上がります。
ハイコントラストモノクロは名前の通りコントラストが強めなので、影の立体感が出やすく、より重厚な雰囲気に写せるとろろがいいですね。
※タップorクリックで拡大します。
2枚目は駅で撮影した写真ですが、影になっている部分の黒の色味が強く、かなり立体感がありますよね。
ハイコントラストモノクロだと、このような一風変わった写真がかんたんに撮れます。
ソニーのカメラにはほとんどの機種で搭載されている機能です。
モノクロ写真の一部だけをカラーにする方法
モノクロ写真だけでは何かつまらないという人のために、1つおもしろいレタッチテクニックを紹介します。
モノクロ写真の一部分だけをカラー写真に戻すというものです。
スマホの無料アプリでかんたんにできる技で、誰でもできちゃいます。

もとの写真

加工後の写真
こんな感じで白黒で撮影した写真の一部分だけをカラーの状態に戻すことができます。
おしゃれですよね。
やり方をざっと解説しておきます。
まず、無料のアプリ『Colorful』をダウンロードします。

画像を探す

画像を選択する

サイズを選択する

ペンのサイズを調整する

色を変えたいところを塗る

はみ出したら消しゴムで消す

完成したら画像を出力

画像を保存
これで完成です。お疲れさまでした。
ソニーのエフェクトにあるパートカラーを使えばできますが、色が複数混ざっている場合はできないので、この方法がおすすめです。
なかなか珍しい写真に仕上がるので、インスタでもいいねもらいやすくなること請け合いです!
モノクロ写真【まとめ】
写真をモノクロに変えるだけで、写真の雰囲気はずいぶんと変えられるということがわかっていただけたかと思います。
普段何気に撮っている写真でも、色味を白黒に変えるだけで見たことのないような写真に変わることもあります。
カメラ側の設定1つでできてしまうので、ぜひ試してみてくださいね。
一部の色だけをカラーに変えるテクニックも知らない人が多いので、目立ちますよ。
普通の写真でどうも雰囲気を出せないと悩んでいる方は、ぜひ白黒の世界に飛び込んでみてください。