一眼レフカメラを車で持ち運びする時に注意すべき7つのポイント

一眼レフを車で持ち運ぶ時の注意点

一眼レフを車で持ち運ぶ時、あなたなら何を気にしますか?

雨に降られることもないし、安全だと思っていませんか?でも、実は車内には危険がいっぱいです。

 

車の中は季節によって変わるものの、エンジンの停止中はカメラにとって良い環境であるとは言えません。

冬場はまだマシですが、特に夏場の車内は高温になることもあり、最近の酷暑でカメラにも悪い影響が出る可能性もあります。

 

この記事では、一眼レフを車で持ち運ぶ時に気をつけたいポイントをまとめました。

車の中も危険な要素がいっぱいなので、一通りご覧になってください。


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夏の車内は高温!暑いところにカメラの放置はダメ!

夏場の車内は高温で暑いので一眼レフの扱いには注意が必要

冬場は車内も外も寒いので、そんな問題はありませんが、特に夏場は注意が必要です。

夏場の車内の温度は100度近くまで上昇します

エアコンがついている場合は大丈夫ですが、エンジンを停止した状態で、数十分たつと車内の温度は50度を超えると言われています。

 

スマホやiPodなどにも言えることですが、精密機器である一眼レフも暑さには弱いです。

精密機械ですから当然と言えば当然ですね。

100度近い環境に数分いるだけでも、人間なら一瞬で熱中症でダウンしてしまうでしょう。

 

カメオタくん
一眼レフも人間の体と同じくらいに扱いましょう。

 

一眼レフの内部に熱がこもってしまうと、故障のリスクは上がります。

特に夏場に車を離れる時は、面倒でも一眼レフも必ず一緒に持ち出すようにしましょう。

カメラを車内に放置するのは何度まで??

では、カメラを車内に放置しておいても大丈夫な範囲はどれくらいなのか?

春や秋などは車内もそれほど急激な温度差はないので、そのまま置いておいてもそこまで悪影響はありません。

しかし、気をつけたいのは夏と冬です。

カメラも精密機器なので、機器に使用可能な温度・湿度の範囲が決められています。

キヤノンのエントリークラスの一眼レフであるEOS Kiss X8iの使用可能条件をカタログから引用してきました。

使用可能温度 0℃から+40℃
使用可能湿度 85%以下

 

こう見ると、よほどの環境でない限りは故障の心配はないと考えてしまいますが、あくまでこの数値は目安です。

あくまで僕たち人間が過ごしやすいと感じる環境がカメラにとってもベストということがわかります。

一眼レフも赤ちゃんと同じくらいに考えておくと、まず壊れることはありません。

花火など夜ならそれほど暑くならないのでマシ

夜の車内はそれほど暑くならないので問題ない

夜の車内はそれほど暑くならないので問題ない

夏の車内と言っても、花火撮影など夜の場合は日中ほど心配する必要はありません。

夜はいくら暑いといっても日差しがないので、車内の温度が40度近くまで上がることはないですよね。

夜なら車内に放置しておいても、それほど故障の心配はありませんが、長時間置いておくと今度は盗難が心配です。

そのため、長時間車内に一眼レフを置きっ放しにするのはやめておきましょう。

車内でのカメラの置き場所はどこがいい?

車の移動中にカメラが誤って落下してしまう危険があるので置き場所には気をつける

車内のカメラの置き場所は注意が必要

車内にカメラ置きスペースがある車はほぼないので、どこかに置く必要があります。

ただ、置き場所によっては機器の故障や傷つきの可能性も出てくるので、車内のカメラの置き場所はちゃんと考えておくべきです。

車内で置いてはいけないところ
  1. エアコンがかかる場所
  2. 転がりやすい場所
  3. 引っ掛けるところ

 

エアコンが直接かかる場所にカメラを置かない

車のエアコンの風が直接当たる場所をカメラの置き場所にするのは危険

車のエアコンの風が直接当たる場所をカメラの置き場所にするのは危険

家電製品全てに言えることですが、冷暖房が直接かかるのは一眼レフの構造上、良くありません。

センサーや液晶、基板関係など精密機器に冷暖房はダメージが多いのです。

短時間であれば問題ありませんが、冷暖房の吹き出し口の前など、直接風がかかるところに置くことはやめておきましょう。

一気に冷えたり熱くなったりしてしまうので、カメラにはいいこと1つありません。

転がりやすい場所もNG

運転中などは揺れることが多いので、シートの上などに置いておく際は、裸で置かないようにしましょう。

シートの上から落ちてしまうと、結構な高さなので何か故障の原因となってしまうことも考えられます。

 

カメオタくん
カメラだけで置かなければならない時は、シートの一番奥に置けば落ちにくいですよ。

 

おすすめは、カメラバッグに入れておくことです。

万が一落ちたとしても、最小限に抑えることができます。

フックにストラップでかけたりしない

これはなかなかする人もいないかと思いますが、スーツやジャケットのように、つり革?(窓の上にあるつかまるやつ)にストラップでぶら下げることはNGです。

車なので、走っていると振動があります。

コツコツと当たってしまうと、傷もついてしまいますし、大事なカメラのことが気になって仕方ないです。

できるだけ固定された場所に置いておくようにしましょう。



冬は静電気に気を付ける

冬のカメラの取り扱いは静電気にも注意

冬のカメラの取り扱いは静電気にも注意

冬場に特に注意したいポイントは、静電気です。

車に乗り込む時に、ドアノブでバチッと静電気が起こることが多いですよね。

私は静電気持ちなので、冬場のドアの開け閉めは怖いです…

 

カメオタくん
パソコンの基板でも静電気で一発壊れてしまう部品ってたくさんあります。

 

自分にもあれだけの電気が返ってくるので、精密機器である一眼レフも相当なダメージをくらってしまうことになります。

冬場に静電気持ちな体質の方は、帯電グッズなどを持ち運ぶのもいいと思います。

車内では湿度にも注意する

梅雨時の雨の時などは特に閉じこもった車内では、高温多湿となることが考えられます。

一眼レフは湿度が大敵です。

湿気でカメラが汗をかいてしまうと、その水分がカメラやレンズの内部に入り込んでしまいます。

 

水分が中に入ると何がヤバイってカビが生えてしまって、直すのも時間とお金がかかって面倒なことになります。

車内はもちろんですが、自宅での保管にも注意が必要です。

 

一眼レフの保管については、こちらの記事も参考にしてください。

一眼レフやレンズの保管方法

一眼レフカメラやレンズの保管方法|湿度・温度など最適な保存環境を解説

2016年7月18日


お菓子を食べた手で触らない

車内ではお菓子を食べたりすることもありますが、お菓子を食べた後の手で一眼レフを触るのはNGです。

手汗でも塩分が含まれており、後で白く塩をふいたりしてしまうことがあります。

 

それが、お菓子の油分となると…

 

一眼レフ本体なら、がんばって拭き取れば何とかなりますがレンズ部なら曇りなどの原因にもなってしまいます

面倒ですが、手を拭いてから触るようにしましょう。

カメラ・レンズの持ち運び時は荷物の下敷きにならないように

旅行など荷物が多い時は、特に気を付けるべきポイントです。

荷物を積んでいく時、カメラは重いからって何気に下の方に積んでいませんか?

直接的に故障するということはありませんが、荷物の重みが長時間加わると、重量級の一眼レフであっても、負担は増します。

 

カメオタくん
カメラ自体の光学性能は壊れませんが、バリアングル液晶などが故障する恐れがあります。

 

できる限り一番上に置くか、広い場所に置くようにしましょう。

どうしても下に置く場合は、保護ケースなどに入れてからにするとずいぶんとましになります。

キーなど金属類とカメラを一緒にしない

車のキーなどキーホルダーがついているものと一緒にしておくと、金属部が当たってしまい傷がつく恐れがあります。

カメラバッグやインナーケースにしっかり入れていても、その中にキーなどを入れていたのでは本末転倒です。

最悪の場合、カメラ外側の塗装が削れてしまったりすることもあります。

金属類とは一緒にしない

これを意識しておくことをおすすめします。

一眼レフの持ち運びと車について【まとめ】

車内で一眼レフを持ち運びするときに気をtけたいこと

車内で一眼レフを持ち運びするときに気をつけたいこと

一見安全だと思っている車の中にも危険な要素は実はたくさんあります。

一眼レフは精密機器であるということを理解すれば、取り扱い方も変わってくると思います。

一眼レフはカバンで持ち運ぶ

これだけで随分と変わってくるので、まだお持ちではない方は、カメラバッグを検討されてみるのもいいかもしれません。私のイチオシカメラバッグはpeak designのものです。

人と違っておしゃれ!日常使いにもバッチリなpeak designのカメラバッグがヤバすぎる!

2016年12月17日

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一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。 当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。