旅行やイベントなど、一眼レフを長時間使う時はバッテリーの減りが気になるもの。
特に、ミラーレスはレフ機に比べてバッテリーの持ちが悪いです。
今のミラーレスは徐々に改善されてきていますが、それでもレフ機に比べるとバッテリーは持ちません。
一眼レフのバッテリーは使い方を変えれば、長持ちするものです。
この記事では、一眼レフやカメラのバッテリーを長持ちさせる使い方や保管のコツをまとめました。
バッテリーの寿命にも関係してくるので、最後まで見てみてくださいね。
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一眼レフやカメラのバッテリーを長持ちさせるコツ
一眼レフやカメラのバッテリーを長持ちさせるためには、日頃の使い方を変えることが大切です。
小さなことでも積み重なると大きいもの。
まずは、使い方の面から一眼レフのバッテリーを長持ちさせる方法をご紹介します。
バッテリーへの負担が大きい順に改善方法をまとめました。
【節約効果大】ライブビュー撮影をしない
一番バッテリー節約効果が期待できるのは、ライブビュー撮影を止めることです。
ライブビューは背面の液晶にリアルタイムで画像を写すため、バッテリーを消耗します。
ライブビュー画面の表示は、カメラの設定から変えることができます。
背面液晶の明るさを下げる
背面液晶の明るさもバッテリーの消耗につながります。
屋外などで使うときだけ液晶を明るくすれば、バッテリーは節約可能です。
屋内や暗いところで明るさMaxである必要はありませんよね。
晴天の運動会など明るい場面では、適宜設定を変えてみてください。
背面液晶の表示を出さないようにする
ライブビュー表示とも関係しますが、背面液晶の表示設定を変えることもできます。
ソニーのα7系だと、以下のパターンが洗濯可能です。
- ライブビュー(詳細設定あり)
- ライブビュー(簡易設定)
- 水準器や設定値画面
ライブビュー画面を変えるだけでも、バッテリーの消耗は抑えることができます。
詳細設定画面にしておけば、設定値を確認したり電子水準器が見られて便利です。
使わない時は手ぶれ補正機能を切る
三脚での撮影時など、手ぶれ補正機能が不要な時は設定で切っておきましょう。
手ぶれ補正機能が働いていると、バッテリーへの負荷も増えます。
夜景撮影時や星空を撮る時は、想像以上にバッテリーをくうので切ってくださいね。
一眼レフのバッテリーの充電・保管方法
一眼レフのほとんどは、リチウムイオンバッテリーを使っています。
そのため、リチウムイオンタイプのバッテリーの特徴を抑えておきましょう。
そうすれば一眼レフのバッテリーを長持ちさせることができます。
充電と保管方法について、1つずつ詳しくまとめました。
カメラのバッテリー残量がゼロになってから充電しない
リチウムイオンタイプのバッテリーは、電池がゼロの状態から充電すると劣化が早くなります。
バッテリー自体に負荷がかかってしまうため、残量がゼロに近い状態からの充電は避けましょう。
スマホもリチウムイオンバッテリーなので、カメラ同様に電池の残量が少ない状態からの充電はしない方がいいです。
バッテリーの減りが半分くらいで充電する
バッテリー残量が50〜60%くらいの状態から充電するのがベストです。
電池への負荷も少ないため、バッテリーの劣化を抑えることができます。
バッテリーを充電しすぎるのもよくありません。
その間をとったのが、半分くらいから充電するやり方です。
温度と湿度が高いところには置かない
バッテリーもカメラと同じく、高温多湿の環境を嫌います。
高温多湿の場所に置いておくと、バッテリーの性能劣化や水分で故障してしまう危険も…。
あとあとレンズや機材が増えることも考えて、少し大きめのものをチョイスすると安心です。
以前に買った防湿庫のレビューも書いているので、参考になさってくださいね。
バッテリーが空の状態で放置しない
カメラを長期間使わない時は、バッテリーを外しておきましょう。
つけたままで放置しておくと、バッテリーが劣化してしまう原因となります。
バッテリー保管時は半分くらい残量がある状態が理想です。
以前に使わなくなったスマホを電池切れのまま置いておいたら、充電できなくなった経験があります。
カメラも同様なので、使わない時でもバッテリーの残量は残した状態で保管しておきましょう。
予備の電池に互換バッテリーを使うのはありか?
レフ機ならバッテリーがすぐなくなることは少ないですが、ミラーレスはまだ長時間の撮影は心配です。
最近の機種は改善されてきていますが、モデルによっては1日持たないものもあります。
メーカー純正のバッテリーは結構いいお値段がするので、互換品を探すのも1つの手です。
互換バッテリーを使ったからといって、カメラが急に壊れることは少ないです。
緊急時用に持つなら安いので、心配な方は1つ持っておいても損はありません。
Amazonで『α7 Ⅲ 互換バッテリー』とかで検索すれば結構たくさん出てきます。
一眼レフ・カメラのバッテリー【まとめ】
一眼レフのバッテリーもスマホと同様、使い方によって持ちは変わります。
少しでも長持ちさせるために、普段の使い方を変えてみてください。
細かいことばかりですが、意外に変化はあります。
バッテリーの減りが速いと感じたら、予備バッテリーを持つのもアリです。
カメラと同じくバッテリーもデリケートなので、日頃の保管方法も見直してみてくださいね。