ユーキャンの講座が無くなってから、一眼レフを通信教育で勉強できる教材はそうありません。
結構前から、一眼レフカメラ上達講座という一眼レフの通信講座が良さそうだと思っていました。
ただ、値段が3万円を超えるので、なかなか踏ん切りがつかずに過ごしていました。
でも、買ってみないとわからないと思い、今回思い切って買ってみました!
あなたがもし、一眼レフの通信講座をお悩みなら買って損はない教材です。
この記事では、一眼レフカメラ上達講座の中身も少しお見せしながら、詳しくレビューしました。
一眼レフの通信講座を試しに買ってみた
一眼レフカメラ上達講座は、DVDが中心の通信講座です。
その値段は、税込で32,184円とちょっと高めです。
安くはないので、買って損するかどうか気になる人も多いのではないでしょうか。
ただ、一通り見てみると、講座の内容はかなり充実したものでした。
- 一眼レフの構え方や基本的な使い方
- 人物写真の撮り方・設定
- 風景写真の撮り方・設定
- ブツ撮りや花の撮り方・テクニック
これらの内容をプロの写真家の先生が映像で解説してくれます。
教材として完成しているので、買ってみるとそこまで高くないかなという印象でした。
DVDがメインで、トータル収録時間は139分となっています。
一眼レフを使って3年の僕が感じた素直な感想
レビューを早く書きたかったので、僕は一気に見てしまいましたが、2時間ちょっとあれば一通り見ることができます。
僕は一眼レフを買って、3年を過ぎたくらいのレベルです。
それなりにいろんなものを撮ってきましたし、初めて一眼レフを触る人に使い方や撮り方はある程度教えられるようになってきました。
初心者のうちっていかに基礎をとばしているかがよくわかりました。
カメラ教材としての値段は高め
1番はじめにいいたいことは、教材の値段です。
全て見終わってから考えれば、そんな高い買い物とは思いません。
しかし、何も知らずに買うのに3万円の出費は結構悩みますよね。
ただ、カメラ教室に行ったり、専門書を買い漁ったりすることを思うと、結果として安いんじゃないかなというのが率直な感想です。
プロの写真家のセミナーや講義って結構高いんです。
僕自身、何回かフォトセミナーへ行ったこともありますが、1回5000円くらいが相場です。
そう考えれば、3万円でも5〜6回行けばもとは取れます。
さらに、セミナーへ通う時間や交通費も入れれば、通信講座って家でできるのでお得ですよね。
値段は高いがこれから一眼レフを始める方なら損しないレベル
カメラ教室へ行ったり、専門書を何冊か読めるのであればわざわざ買う必要はないかもしれません。
ただ、ほとんどが1回や1冊の内容で、全てを勉強することって難しいですよね。
一眼レフは高機能で覚えることは無限に出てきます。
そんな中で断片的な知識ばかりを集めていても、時間が足りません。
この講座は、基本的にカメラの扱い方〜基礎知識、撮り方の設定まで一通りの内容が解説されていました。
1つ持っていれば当面の間は教室に通ったり、本を買い足す必要はありません。
なぜなら、この講座の内容を完全に理解して実践できるまで時間がかかるからです。
フォトセミナー6回分くらいのボリュームがあるので、3万円出す価値は十分にありました。
プロの写真家に学べる通信講座
一眼レフカメラ上達講座ならではの良かった点
他に買って正解だったなと思うこともいくつかあります。
特に良かったなと思ったのが、次の3点です。
- カメラの基本から撮り方が網羅されてる
- 新しい気付きがあった
- 好きな時に見直しができる
カメラの基本から撮り方が一通り解説されていた
この講座を一通り見ていいなと思ったのは、内容が幅広いところです。
- 一眼レフの選び方や構え方
- レンズ・三脚の使い分け
- カメラの設定・撮り方
このようなことがまんべんなく解説されています。
特に、失敗例といい例を比較しながらの解説は見ていてわかりやすかったです。
意外に知らない新しい発見があった
別に知らなくてもいいけど、知っているとさらに上達できるようなことに気付けたのも良かった点です。
- 構え方
- フレーミング
- 光の当て方・使い方
これらのことは、知ってなくても普通に撮ることはできます。
しかし、知っているとさらにうまくなるだろうということがわかったのは収穫でした。
つい飛ばしてしまう基礎的な部分だけでも、『あ、これ使えるな』って小技をいくつか知ることができました。
初心者だけじゃなく、中級者でも得るものがあるところが一眼レフカメラ上達講座の魅力です。
DVDなので好きな時に何回でも見直せる
この講座の魅力の1つとして、DVDであることが挙げられます。
カメラ教室に通っていても、ふと気づいてもう一度知りたい時って思い出すしかないですよね。
でも、この講座はDVDなので、家で気づいた時にすぐ見直すことができます。
本だと調べ直すのも面倒に感じますが、DVDだったら見るだけだから楽ですよね。
一眼レフカメラ上達講座の中身を少しお見せします
ここからは、具体的に一眼レフカメラ上達講座の中身についてレビューしていきます。
3部構成になっているので、それぞれの章ごとに解説します。
- 人物撮影編
- 風景撮影編
- 物・花撮影編
一眼レフカメラ上達講座【人物撮影編】
人物撮影編では、一眼レフの基本的な扱い方からポートレート撮影について解説されていました。
- カメラの構え方やレンズの選び方
- フレーミングのコツ
- 子供の撮り方
- 逆光や光の使い方
僕が1番参考になったのは、光の使い方です。
順光・サイド光・逆光でそれぞれ写り方の違いが作例写真付きでわかる実践的な内容でした!
DVDでは、実際に公園で遊ぶ子供に撮影許可をもらって、撮っています。
失敗例もたくさん出てくるので、参考になることがたくさんありました。
人物撮影編だけ買えば、少し安く買うことができます。
一眼レフカメラ上達講座【風景撮影編】
2章の風景撮影編では、風景写真の心構えと構図がメインの解説となっていました。
- 三脚の使い方と選び方
- 構図の使い分け
- 感情を入れた写真の撮り方
風景写真では必須とも言える三脚の使い方の解説はわかりやすかったです。
写真のテーマと聞くと抽象的で、イメージがわきませんよね。。
でも、作例写真が出てくるので、理解もしやすいと感じました。
シャッタースピードの使い方も具体例付きで解説があるので、風景写真の撮り方の幅が広がる内容です。
一眼レフカメラ上達講座【物・花撮影編】
最後は、物・花の撮影方法です。
正直、僕はこれが見たくて買ったので、この章から見ました。
- グラス・花の撮り方
- テーマの考え方と光の使い方
- 写真の色味の調整
- 背景の選び方・トリミング
商品ページにもある先生の撮った作品の撮り方が公開されていました。
ここから光を当てて、こう撮るというノウハウが紹介されていて最高の内容でした!
先生が花やテーブルフォト専門の写真家なので、この章は中級者でも必ず満足できる内容です。
ライティングのやり方までわかる!
DVDだけでなくテキストでも勉強できる
DVDだけがいいよってわけではなく、一緒についてくるテキストも良かったのでご紹介します。
基本的には、DVDの内容とリンクしています。
ただ、補足内容も書かれているので、テキストの方が詳しく書かれているところもありました。
ちょっと横になって読んだりする時に便利です。
一通りの流れはDVDで見ておいて、テキストで見直すのがおすすめです。
一眼レフ初心者から中級者には最適な教材だと思った
どんな人におすすめできるか?と聞かれたら、僕はこう答えます。
初心者から中級者まで使える教材
僕も、自分なりに一眼レフを使ってきて初心者の域は脱出できたかなとは思っています。
しかし、それでも一通りこの講座を見て、知らなかったことや勉強した内容がありました。
これから一眼レフを本格的に始めたい人はもちろん、すでに使っている人でも十分参考になる内容でした。
子供がいる方なら、少しでも早くうまく撮れた方がいいですよね。
大切な一瞬にシャッターが切れるように、試すなら早いうちがいいです。ぜひ試してみてください。