今でこそ人並みに一眼レフのことがわかるようになって、いろんな写真が撮れるようになりました。
ただ、僕がある程度一眼レフを使えるようになるまで軽く2年はかかりました。
しかし、うまくやれば、半年もかかりません。
この記事では、一眼レフド素人だった僕が今に至るまでの失敗談をもとに、ある程度撮れるようになるまでの流れをまとめました。
今だからわかるもっと短期間で効率よく上達する方法もご紹介します。
スポンサーリンク
一眼レフを買った当時の失敗談
僕が一眼レフを買った当時にやらかしていた失敗談からお話します。
恥ずかしいですが、同じような人に向けてこれだけはやめておいた方がいいという内容を紹介します。
あなたが、ここに書いていることに該当する場合は、この記事を最後まで読んでみてください。
必ず僕よりも効率よく上達できるはずです。
基本オートモードばかりで撮っていた
まだ一眼レフをうまく使いこなせていないあなたに伝えたいことがあります。
それは、どうやって撮っているかということです。
僕は、初めの頃オートモードで撮っていました。
オートモードは、シャッターボタンを押すだけでカメラが明るさや難しい設定を自動でしてくれる便利なモードです。
ただ、致命的な欠点があります。
オートだとぼけ具合や明るさは全てカメラが自動で決めてくれるため、自分のイメージする写真にはなりません。
簡単に使える反面、狙った写真を撮ることはできないんです。
カメラの説明書を読んだことがない
僕が初めて買った一眼レフは、キヤノンのEOS70Dでした。
機能が山ほどある一眼レフなので、案の定説明書は単行本みたいなサイズ。
買った時に読むわけもなく、箱から出すもそのまま本棚行きでした。
説明書を読めば、一眼レフのだいたいの機能や使い方はわかります。
ただ、買って間もない頃はすぐに撮りたいですよね。
そして、説明書を読まなくてもすぐ使えるオートモードに走ってしまうという悪循環に浸かっていました。
何枚か撮っていれば勝手に上達するものと思っていた
一眼レフだけでなく、スポーツでも空振りしていれば上達すると言われています。
たいしてスポーツマンでもなかったですが、なぜか僕もそんな感じで撮ってたらうまくなる精神がありました。
でも、100枚撮ってもそんなに満足する写真は撮れません。
だって、オートなんですから。
今から思うに撮ってうまくなる精神は、撮り方や設定をいろいろ試しての話だとわかりました。
一眼レフでいい写真を撮るには、この場所でこの設定でどの角度でといったことが大切です。
ただ、撮りまくっていても、カメラの腕が上達するわけではないことを自分で実証してしまう結果になりました。
一眼レフに興味を持って撮りながらいろいろ調べてみる
最初に意識したことは、まず一眼レフを好きになることです。
嫌いであったり、興味がないものって勉強してみようとは思いませんよね。
とりあえず最初は、一眼レフを好き・楽しいと思えるようになることが大事です。
苦手意識をなくすところから入ると、どんどん吸収できるようになります。
いきなり全ての機能を使いこなすのではなく、できるところからトライしてみましょう。
SNSなどでいいねの多い写真を少しずつ真似てみる
インスタなどでいいねの数が多い写真を見てると、なんでオレは撮れないんだと思う時もあります。
でも、たくさんのいいねの数をたたき出してる人でさえ、最初はきっとあなたと同じだったはずです。
何から触っていいかわからない状態から、始めているはずですよね。
最初からすごい写真なんて撮れるわけがないんです。
きっと同じ場所に何回も行って、何枚もの写真を撮っているはずです。
一瞬を写すのが写真の醍醐味なので、そんな簡単に劇的瞬間に出会えるわけないですよね。
最近、風景写真を勉強していてよくこれを感じます。
1回行っただけでイメージ通りの写真なんて撮れっこないんです。
とある有名な写真家さんのフォトセミナーへ行った時に、教わりました。
手っ取り早く一眼レフのことを勉強したいなら、通信講座が便利です。
カメラ教室と違って、通う時間がなくちょっと空いた時間でも勉強できるからです。
実際に買ってみた通信講座がなかなかよかったので、レビューしてみました。
とりあえず一眼レフでしか撮れない写真を撮ってみる
じゃ、どうすんだよって話ですが、簡単でいい感じの写真を撮ってみましょう。
それは、一眼レフっぽい写真です。
僕が一眼レフを初めて数ヶ月頃に撮った写真です。
構図もよくわからんし、ちょっとピント甘いし、いろいろ問題はあります。
でも、この時はすごく嬉しかったんです。
ふんわりぼけてるし、要所要所の画質の良さはさすが一眼レフ!って感動していました。
自分の想像以上にいい感じに撮れたら、一眼レフを使うのが楽しくなるはずです。
その近道が、一眼レフっぽい背景をぼかした写真です。
実際、撮ってみるとそんなに難しくはありません。
しかし、得られる満足感はかなり高いです。
単焦点レンズ&絞り優先モードから始めましょう
では、背景をぼかしておしゃれなふんわりした写真を撮るにはどうすればいいか?
そのためには、絞り優先という撮影モードを使います。
絞り優先モードに慣れれば、一眼レフっぽい写真は簡単に撮れます。
絞り優先モードの撮り方は、『一眼レフで背景をぼかした写真の撮り方』をご覧ください。
開放で撮れば普通にボケる
まずは、絞り優先モードで、絞り(F値)だけをいろいろ変えて撮ってみてください。
ISO感度やマニュアルモードなどは、最初は気にしなくてOKです。
細かな設定は気にしなくても、これくらいの写真はすぐに撮れるようになります。
デジタルなので、失敗してもすぐに消せます。
オートモードを卒業して、ガンガンいろんな感じで撮ってみることが大切です。
うまく撮れたら家族や知り合いに見せて褒めてもらう
何枚か撮っていたら、たまに自分や家族の中でヒットの写真が出てきます。
そんな写真が撮れたら、してほしいことがあります。
それは、オレすげーなって自分を褒めることです。
家族や身近な知り合いに写真を見せて、共感を得てみましょう。
なんでうまく撮れないとか、オレはどうせ無理だって思っていたら、本当にそうなってしまいます。
まずは、できる自分を認めてあげましょう。
SNSなどでいいねの多い写真を研究する
ある程度撮れるようになってきたら、インスタやツイッターなどでいいねやシェア数の多い写真を見てみましょう。
そこから、イメージを膨らませることが上達のコツです。
インスタだと、ハッシュタグ(#で始まるやつ)で検索すれば、カメラやレンズの作例を調べられます。
#EOS70Dとか#ef40mmf28stmと調べれば、そのカメラやレンズで撮った写真だけが表示されます。
自分がうまく撮れないのは、きっと機材のせいだと思っていた時期がありました。
しかし、SNSで調べてみたら、それは間違いだと気づいたんです。
同じ機材でも驚くほどきれいに撮っている人ってたくさんいます。
同じレンズなら、なおさらオレにも撮れないわけないぞってなりますよね。
写真に著作権はあるが場所に著作権は存在しない
すごい写真を見て、同じ場所へ行って撮ってみましょう。
プロの写真家じゃないんですから、真似してもいいんです。
いや、むしろ最初は真似した方がいいと僕は思ってます。
同じところへ行って、同じような写真が撮れるわけではないですよね。
真似したってすぐにその人と同じ写真は撮れません。
写真に著作権はあっても、場所に著作権はありません。
成功事例を真似するのは、いいことです。
何を撮っていいかわからない間は、特に上手な人を真似ることは進んでやっておくべきです。
小さな自信を積み重ねていく
撮り方や場所が似ていたって、自分で撮った写真に変わりはありません。
オレでも撮れるって思うことが、一眼レフ上達の近道です。
次は、ここを変えて撮ってみようとかさらなるアイデアも生まれます。
SNSとかでいいなと思った写真があったら、同じように撮ってみましょう。
人気の高いスポットに行って、真似して撮ってみた写真です。
触ってわからないところがあれば都度調べる精神
この写真個人的に結構好きなんですが、これ撮れるようになるまで2年はかかりました笑。
2年の間にどれだけのシャッターチャンスを逃してたんだと思うと、辛いです。
しかし、やり方次第ではもっと早く上達できます。
今は昔と違って、写真教室や勉強する教材もたくさんあります。
一眼レフの基礎から撮り方まで幅広く学べる講座を見つけました。
この講座なら、数ヶ月もかからずに効率よく上達できます。
『一眼レフの通信講座を試したリアルな感想』にまとめてみたので、ぜひご覧になってみてください。