キヤノンのエントリー向け一眼レフで今でも人気が高いEOS Kiss X7とEOS80D。
後継機種であるX8やX9が出てきていますが未だ根強い人気を誇っている一眼レフです。
あなたの一眼レフは力を発揮することなく不完全燃焼になっていませんか?
KissやEOS80Dはエントリーモデルだからってきれいな写真が撮れないことはありません。
使うレンズを変えれば見違えるようにいい写真が撮れるようになります。
この記事ではEOS Kiss X7をはじめ、EOS80DなどキヤノンのAPS-C一眼レフを劇的にパワーアップさせてくれるレンズ群を厳選して紹介しました。
超広角レンズから望遠レンズまでレンズの選び方や各レンズのおすすめポイントから、レンズ選びのコツも一緒に解説しています。
紹介しているレンズで撮影された作例写真も掲載していますので、レンズ選びの参考になさってください。
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KissやEOS80Dなどにおすすめなレンズの早見一覧表
おすすめしたいレンズたちをレンズの種類・値段・画質で比較一覧表にしました。
レンズ名 | 種類 | 値段 | 画質 |
EF-S 10-18mm | 超広角 | 約3万 | △ |
シグマ 8-16mm | 超広角 | 約5.5万 | ◯ |
EF24mm F2.8 | 広角 | 約5.5万 | ◎ |
シグマ 18-35mm F1.8 | 広角 | 約7万 | ◎ |
シグマ 30mm F1.4 | 標準 | 約3.5万 | ◎ |
EF-S24mm F2.8 | 標準 | 約1.5万 | △ |
EF-S35mm F2.8 マクロ | 標準/マクロ | 約4万 | ◯ |
シグマ 70mm F2.8 | 中望遠 | 約5.5万 | ◎ |
タムロン 90mm F2.8 | 中望遠 | 約6万 | ◯ |
タムロン 70-300mm F4-5.6 | 望遠 | 約3.5万 | ◯ |
EF70-300mm F4.5-5.6 | 望遠 | 約5万 | ◎ |
トキナーAT-X107 10-17mm | 魚眼 | 約5万 | ◯ |
シグマ 15mm EX DG | 魚眼 | 約4.5万 | ◯ |
レンズは買いだすとキリがないので、いろいろ使ってみたい方は最近人気の月額制レンタルサービスがおすすめです。
画像引用:カメラレント公式サイト
カメラレントは、月3500円〜で好きなレンズをレンタル期間なしで借りることができます。
カメラレントは会員登録後に審査が必要です。
審査に少し時間がかかるため、先に会員登録をしておくとレンタルの発送が早くなります。
レンズは1本1本高いので、必要な時に必要なレンズを使えるカメラレントは便利。
もちろん、僕も今は愛用者の1人です。
風景をより広く撮る【超広角レンズ】
風景写真を目の前で見ているよりも広大に写すためには、超広角レンズが最適です。
もちろん、標準レンズや広角レンズでも写せますが、特に風景写真のように広い範囲を写す写真ではダイナミックさを出すことは難しいですよね。
その点、超広角レンズならダイナミックなパノラマ写真が誰でも簡単に撮れるようになります。
キヤノン EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
値段 | 約3万 |
発売日 | 2014年5月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.22m |
開放F値 | F4.5 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 11群14枚 |
焦点距離 | 10-18mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 74.6×72mm |
重量 | 240g |
キヤノンの純正レンズなのに、3万円ちょっとの値段で買えるコスパの高さが嬉しい超広角レンズです。
超広角レンズの特性である周辺減光(画面端が暗く写る現象)が出やすいという口コミがありましたが、このレンズだけに限らず超広角レンズならよくあるのでそれほど問題はないでしょう。
値段も安いので高画質を求めるのは難しいですが、超広角レンズを使ったことがない方なら買いやすい値段でおすすめできます。
唯一、残念な点としてレンズフードがついてこないので別途買う必要があります。
- コスパ最強の超広角レンズ
- 軽く持ち運びしやすい
- レンズフードはついてないのは残念
シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
値段 | 約5.5万 |
発売日 | 2010年4月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
開放F値 | F4.5 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | ー |
レンズ構成 | 11群15枚 |
焦点距離 | 8-16mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 75×105.7mm |
重量 | 555g |
キヤノンのAPS-C用レンズで一番広い画角で撮れるレンズがこちら。
換算12.8mmのかなり広い画角になり、写す場所を間違えると自分の足が入ったりするほど広い範囲を写すことができるレンズです。
F4.5スタートでレンズはちょっと暗めなので、室内撮影などではISO感度をあげるようにして手ブレしないように気をつける必要があります。
しかし、このレンズにしか撮れない写真があると言っても過言ではありません。
風景写真や観光地など狭いところでの撮影には抜群の力を発揮してくれるレンズです。
- 一番広い範囲を写せるレンズ
- 描写はくっきりとした写り
- 狭いところで使いやすい
狭いところで大活躍!【広角レンズ】
だだっぴろいところでは超広角レンズの方が広い範囲を写せますが、超広角レンズは構図を考えるのが少し難しく初心者向けのレンズとは言えません。
その点、広角レンズなら風景写真もほどよくいい写りで撮れますし、風景写真以外でも使い勝手が上がります。
今見ている視界より広い範囲を写せて、さらに普段使いにも対応できるのは広角レンズのいいところです。
EF24mm F2.8 IS USM
値段 | 約5.5万 |
発売日 | 2012年6月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.2m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 58mm |
レンズ構成 | 9群11枚 |
焦点距離 | 24mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 68.4×55.7mm |
重量 | 280g |
広角レンズの定番とも言える24mmのキヤノン純正広角単焦点レンズが、EF24mm F2.8 IS USMです。
単焦点レンズならではの高画質でコスパの良さがウリで、背景をがっつりぼかした写真やくっきりピントの合った風景写真も何でも撮れる万能レンズです。
レンズ自体の大きさも小ぶりなので、EOS Kiss X7などのエントリーモデルにつけると、バランスもよく馴染みます。
最短撮影距離が20cmと意外に近くによって撮影できるので、スマホでは撮れないおもしろい写真も撮れます。
- 純正の安心感と信頼性
- 単焦点だから画質がいい
- レンズが軽く持ち運びやすい
シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM
値段 | 約7万 |
発売日 | 2013年6月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.28m |
開放F値 | F1.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 72mm |
レンズ構成 | 12群17枚 |
焦点距離 | 18-35mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 78×121mm |
重量 | 810g |
シグマの広角ズームレンズで、18mm、24mm、35mmの3種類のレンズを1本にまとめたお値打ちレンズがこちら。
値段は7万くらいと高いイメージを持ってしまいますが、安いレンズを3本持っているのとほぼ変わらないスペックの高さが自慢です。
F1.8とレンズも明るいので、手ぶれ補正はついていませんがそれほど心配もありません。
画質は最高なんですが、1つだけ残念な点は重いことです。
- 3本分のレンズを1本に
- 画質はカリカリでシャープな写り
- 重いことだけが残念
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どこにでも使える万能レンズ【標準レンズ】
標準レンズは見たままの風景をそのまま写せるレンズで、特に一眼レフに慣れていないうちは一番扱いやすいレンズと言えます。
50mmくらいのレンズを標準レンズとして紹介するところが多いのですが、僕はあえて30mmまでのレンズを紹介しています。
Kiss X7のようにAPS-Cで使うと、30mmでも換算48mmになるので50mmはAPS-Cのカメラで使ったら実質中望遠レンズになってしまうためです。
画質重視ならシグマ 30mm F1.4 DC HSM
値段 | 約3.5万 |
発売日 | 2013年3月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
開放F値 | F1.4 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 62mm |
レンズ構成 | 8群9枚 |
焦点距離 | 30mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 74.2×63.3mm |
重量 | 435g |
30mmの標準域で最も画質と値段のバランスが取れたレンズが、このシグマの30mm F1.4ではないかと確信しています。
単焦点レンズということもあり、画質は良く開放F1.4の明るさで暗い場所でも使い勝手がいいレンズです。
シグマのレンズ群で一番高価なArtラインのレンズで、外観の作り込みもプラスチックではなく金属筐体で高級感がある点も個人的に嬉しいポイントでした。
シグマならではのカリカリの描写なので、風景写真やブツ撮りはもちろん、子供を写す時も背景をがっつりぼかした雰囲気のある写真が簡単に撮れるところが大好きです。
EOS70Dを使っていた時はこのレンズを付けっ放しにしていましたが、レンズを付け替える必要がないくらい便利だったことだけを記憶しています。
単焦点レンズにしては少し重くて、ゴツゴツしているところだけが残念ですが、それ以外は非の打ち所がない万能レンズでした。
- F1.4と明るく使い勝手は最高
- レンズフードをつけると見た目もかっこいい
- 細かい部分までくっきり写す高解像度
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コンパクトさ重視ならキヤノン EF-S24mm F2.8 STM
値段 | 約1.5万 |
発売日 | 2014年11月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.16m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 52mm |
レンズ構成 | 5群6枚 |
焦点距離 | 24mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 68.2×22.8mm |
重量 | 125g |
パンケーキレンズと呼ばれる単焦点レンズで、パンケーキ並みに小さいことからそう呼ばれるレンズです。
名前の通りかなりコンパクトで、125gしかないのでカメラにつけていることを忘れてしまうほど軽量コンパクトなレンズと言えます。
Kiss X7などのエントリーモデルには特に相性は良く、軽い一眼レフの機動性をさらに高くしてくれるレンズです。
ただ、軽くて小さいだけではなくその画質はバカにできません。
子供の写真はもちろん、24mmという画角をいかせば風景写真にも使えて安いのに何でも使えるところがスバラシイ。
安いからと言って、画質に妥協するわけではなくしっかり作り込まれているのできれいに写ります。さすがキヤノンさん。
もうレンズの名前を『キヤノン最高』ってしてもいいんじゃないかっていうくらい値段と画質は最強なレンズです。
- とにかく軽くて小さい
- かなり寄って撮影できる
- コスパはマジ最強
小さいものを大きく写す【マクロレンズ】
見ているものを異次元のように大きく写すことができるのがマクロレンズならではの特権。
フィギュアや花、虫などをスマホでは写せないほどドアップで撮れたり、赤ちゃんをふんわりと柔らかいイメージで撮るなら、マクロレンズは必須です。
100mmくらいのマクロレンズが定番ですが、いかんせん値段も高くKissシリーズで使うにはちょっと手が出にくいので値段重視で1つだけおすすめレンズを選びました。
EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
値段 | 約4万 |
発売日 | 2017年6月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.13m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 49mm |
レンズ構成 | 6群10枚 |
焦点距離 | 35mm |
フォーカス | AF/MF |
最大撮影倍率 | 1倍 |
最大径×長さ | 69.2×55.8mm |
重量 | 190g |
キヤノン純正レンズでありながらも4万円ちょっとで買える抜群のコスパをもつお手軽マクロレンズです。
レンズの設計も2017年と新しく、レンズ内にLEDライトが仕込んであり、暗いところの撮影のお助けをしてくれるのはコイツだけです。
それでいて、手ぶれ補正機能もついているので暗所撮影も難なくこなす優れものレンズ。
開放F値もF2.8と明るく値段以上の働きをしてくれるので、マクロレンズを使ってみたいけど、どうも手が出なくてという方にはおすすめですね。
100mmのLレンズになってくると、10万円を超えるため4万円で買えるマクロという意味では最強です。
- LEDライト内蔵
- マクロレンズなのに4万円で買える
- しかも軽い
人物・子供をよりかわいく撮れる【中望遠レンズ】
中望遠レンズは正直、なかなか手が出ないジャンルのレンズではないかと思っています。
普通に撮るにはちょっと離れないといけないし、一体何に使うんだと僕自身も買うまでは思っていましたが、いざ使ってみるともう手放せません。
僕の場合は子供の写真を中心に撮りますが、中望遠レンズを使うと子供の全身を入れながら背景をがっつりぼかすことができるようになります。
標準レンズでもある程度はぼけますが、画面内に人物を入れる構図で背景をぼかすことはできません。
その点、中望遠レンズになると圧縮効果で人物をメインで撮っても背景をがっつりぼかすことができます。
人物やポートレート撮影では一度使うとやめられない最強レンズが中望遠なんです。
シグマ 70mm F2.8 DG MACRO
値段 | 約5.5万 |
発売日 | 2018年5月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.258m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 49mm |
レンズ構成 | 10群13枚 |
焦点距離 | 70mm |
フォーカス | AF/MF |
最大撮影倍率 | 1:1倍 |
最大径×長さ | 70.8×105.8mm |
重量 | 515g |
画質のキレがよいことから『カミソリマクロ』なんて異名を持つ中望遠レンズがこのレンズです。
マクロレンズとしての機能性はもちろんですが、やはり一番は70mmという絶妙な焦点距離の中望遠レンズであるということ。
90mm以上になると、結構離れて撮らないといけませんが70mmならそれほど下がる必要もなくなります。
特になかなかシャッターチャンスを狙えない子供の写真を撮る時は、撮りたい!って思った時にとっさに下がれないこともあります。
そんな時でも70mmなら動く範囲も少なくてすみますし、それでいて背景もぼかしていい感じに写すことができて便利です。
このレンズはフルサイズにも対応しているので、あとあと6D系や5D系などのフルサイズ機に買い替えても長く使える点もおすすめしたいポイントです。
マクロの機能をいかして、子供の手だけをアップで撮ったりできるのもおしゃれな使い方ですよね。
- 細部までキレキレの描写力
- 見た目の高級感がいい
- フルサイズでも使える
タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (F017)
値段 | 約6万 |
発売日 | 2016年2月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 62mm |
レンズ構成 | 11群14枚 |
焦点距離 | 90mm |
フォーカス | AF/MF |
最大撮影倍率 | 1:1倍 |
最大径×長さ | 79×117.1mm |
重量 | 610g |
90mmという本格的な中望遠レンズでマクロレンズとしても使えるのがこのタムロンの90mmです。
先に紹介したシグマの中望遠との決定的な違いは『手ぶれ補正機能』にあります。
タムロンのレンズに搭載される手ぶれ補正のVCは、かなり効きが良く動いている被写体でもビシッと止めてくれるスバラシイ性能です。
子供を撮る時に多少動いていても、タムロンの手ぶれ補正にかかればなんなく止めて写してくれます。
手ぶれしてしまうことが多い方なら、シグマよりもタムロンの方がうまく撮ることができておすすめです。
- 手ぶれ補正がついた中望遠
- マクロとしての性能もいい
- レンズマニアで評判のいいタムキュー
遠くから自然な表情を撮る【望遠レンズ】
望遠レンズは運動会や野鳥撮影だけに使えるレンズではありません。
近くでカメラを構えると、固まってしまう子供でも離れたところから撮れば自然な笑顔のいい瞬間を切り取ることができるのが望遠レンズの最大の強みです。
スマホだとそれほどズームが効かずにどうも普通の写真になってしまうこともありますが、望遠レンズを使えば遠くから写すことができ、圧縮効果でがっつり背景をぼかした雰囲気のある写真もかんたんに撮れます。
そんな望遠レンズでコスパと画質重視で厳選したおすすめレンズをご紹介します。
コスパ最強!タムロン SP70-300mm F/4-5.6 Di VC USD
値段 | 約3.5万 |
発売日 | 2017年2月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 1.5m |
開放F値 | F4-5.6 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 62mm |
レンズ構成 | 5群6枚 |
焦点距離 | 24mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 62×145.2mm |
重量 | 765g |
タムロンのこの望遠レンズは何と言ってもコスパの良さが最強であることです。
実売価格4万円を切る値段で買えて、望遠レンズで不安な手ぶれ補正も強烈に止めてくれるVCを搭載しているので、手ぶれの不安もありません。
正直、この値段で買えるレンズの中では最強のコスパであると言えます。
僕自身も何本か望遠レンズを使ってきましたが、この値段でここまでの画質と使い勝手のいいレンズに出会ったことはありません。
もうレンズの名前を『Kissで使う望遠レンズならコレ!』ってつけてもいいくらいおすすめできるレンズです。
初めて買う望遠レンズで何にしていいかわからないのなら、コレを選んでおけば間違いありません。
Kissを使うのがさらに楽しくなること請け合いの入門望遠レンズです。
- とにかく安いけど、画質は◎
- 手ぶれ補正がすごい
- 何とフルサイズでも使える
純正ならコレ。キヤノン EF70-300mm F4-5.6 IS Ⅱ USM
値段 | 約5万 |
発売日 | 2016年12月 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 1.2m |
開放F値 | F4-5.6 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 12群17枚 |
焦点距離 | 70〜300mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 80×145.5mm |
重量 | 710g |
キヤノン純正にこだわるあなたには、このレンズが値段も画質もバランスが良くおすすめです。
純正ならではの質の高さと安定のスペックで買ってハズレだったーと後悔するようなことはありません。
純正望遠レンズなのに5万円で買えるコスパの良さと見た目のデザインも完成されていてKissシリーズには特にぴったりです。
手ぶれ補正もあり、USMというモーターが内蔵されているのでピント合わせが速く静かなところが最高でストレスを感じることはないでしょう。
欠点を探してみましたが、それらしき欠点が見当たりませんでした。キヤノンさんに感謝。
- 純正なのに5万円で買える望遠レンズ
- ピント合わせが速くて静か
- フルサイズでも使える
インスタ映えを狙う!【魚眼レンズ】
魚眼レンズは、写真の両端が歪んで写る特殊なレンズで対角魚眼と円周魚眼の2つに別れます。
円周魚眼は、画面上にまるく写るレンズで360m度カメラで写したようなまんまるな写真が撮れますが、使いこなすのが難しく値段も高いので正直あまりおすすめはできません。
対角魚眼は、画面端がグッと盛り上がるようにデフォルメされた写真になり、誰でも使いやすくかんたんにインパクトのある写真が撮れるレンズです。
使っている人も少なく、スマホでは絶対に撮れない写真が撮れるので、インスタであげればいいね間違いなしです。
ここでは、値段も安めで使い勝手のいい魚眼レンズを2つご紹介します。
魚眼でさらにズーム!トキナー AT-X107 DX Fisheye
値段 | 約5万 |
発売日 | 2006年9月 |
絞り羽根枚数 | 6枚 |
最短撮影距離 | 0.14m |
開放F値 | F3.5-4.5 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | ー |
レンズ構成 | 8群10枚 |
焦点距離 | 10〜17mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 80×145.5mm |
重量 | 350g |
ケンコートキナーが発売するAT-X107 DXは、ただの魚眼レンズではなくズームができる『魚眼ズームレンズ』です。
10mm〜17mmまでズームできて、10mm付近で撮れば対角魚眼の写りになり、17mm前後で撮れば広角レンズのような使い方ができます。
魚眼レンズが欲しいけど、魚眼だけで買うのはどうも不安…という方にはまさにピッタリのレンズです。
僕自身も70Dを持っていた時、魚眼が欲しかったけど使いこなせるか不安でその時に出会ったのがこのレンズでした。
結果、魚眼の写りも楽しめて広角レンズとしても使えて結構付けっ放しで使っていました。
- 魚眼と広角レンズが1本で使える
- ちょっと暗いが許容範囲
- かなり寄って撮影できる
星の撮影も可能。シグマ 15mm EX DG DIAGONAL FISHEYE
値段 | 約4.5万 |
発売日 | 2005年10月 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.15m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | ー |
レンズ構成 | 6群7枚 |
焦点距離 | 15mm |
フォーカス | AF |
最大径×長さ | 73.5×65mm |
重量 | 370g |
15mmとほどよく使い勝手のいい画角で、何よりF2.8と明るいので日中の撮影だけでなく星空の写真にも最適な魚眼レンズが欲しいならこちら。
2005年に発売されてから未だ現役で発売されているところからも、レンズの評判が良いということがわかります。
レンズが明るいので晴れた日だけでなく、夜景撮影や星空を撮る時でも使える点はこのレンズの唯一の強みです。
先に紹介したトキナーのレンズは少しレンズが暗いため、薄暗いところの撮影は苦手ですが、シグマの魚眼なら水族館など暗い室内撮影でも威力を発揮します。
レンズ自体の解像度も高いので、特に風景写真にはおすすめのレンズです。
- シグマならではのカリッとした描写
- F2.8と明るい
- 夜景や星の撮影に最適
EOS Kiss X7やEOS80Dにおすすめのレンズ【まとめ】
あなたのKissを劇的にパワーアップさせるレンズたちをご紹介しました。まだ交換レンズを持っていない方はまずは標準レンズを検討してみてください。
ここでご紹介した標準レンズは単焦点レンズなので、画質も良く誰でもかんたんに見違える写真が撮れるようになります。
風景写真や狭いところで子供を入れた記念写真を撮りたいなら超広角か広角レンズ、ポートレート写真をうまく撮りたいなら中望遠レンズと使う場面によって選ぶようにしてください。
一気に全てを買い揃えるのは金額的にも至難の技なので、まずはあなたが一番撮るであろう場面に合ったレンズを選びましょう。
キットレンズから変えるだけで今まで撮れなかったような写真が急に撮れるようになったりもします。
今しか見れない最高の姿をきれいに撮ってあげましょう!