一眼レフ初心者の僕がAPS-Cのレンズ選びで気にする注意点とポイント

APS-C用一眼レフのレンズ選びの注意点とポイント

一眼レフやミラーレスのレンズ選びをする時に注意したいのが、APS-C用のレンズです。

APS-C用とフルサイズ用では、ファインダーを覗いた時の写り方が変わります。

僕が初めて一眼レフを手にした時、何も知らずにレンズを買っていて、後々失敗しました。

そこで、この記事ではAPS-Cのレンズを選ぶ時の注意点をご紹介します。

昔の僕の失敗談をもとに、失敗しないレンズの選び方をまとめました。


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まずはフルサイズとAPS-Cの違いを知っておく

デジタルカメラのイメージセンサーのサイズ比較

デジタルカメラのイメージセンサーのサイズ比較

一眼レフのレンズを選ぶときに知っておきたいのが、イメージセンサー

カメラには必ずついているもので、イメージセンサーのサイズによって写真の写り方や焦点距離が変わってきます

カメオタくん
35mmフルサイズを基準に考えると、APS-Cはちょっと小さいね。

つまり、フルサイズのカメラで撮った写真はAPS-Cで撮った写真よりも大きく写ります。

逆を言えば、APS-Cの方がより遠くの方まで写すことができるということです。

基本はフルサイズに換算するため、同じ焦点距離のレンズでもイメージセンサーのサイズで変わります。

焦点距離の計算方法
  • APS-Cは、フルサイズ×1.5
  • マイクロフォーサーズは、フルサイズ×2
カメオタくん
キヤノンはセンサーが小さいから、×1.6になるよ。

50mmのレンズなら、一般的にAPS-Cだと75mm、キヤノンの場合は80mmになります。

一眼レフの焦点距離別の写り方を比較

一眼レフの焦点距離別の写り方の違いを実際の写真で比較

2016年10月9日

同じメーカーのレンズでもマウントが違う

APS-C専用 フルサイズ対応
キヤノン EF-S,EF-M EF,RF
ニコン DX FX
ソニー E FE
シグマ DC DG
タムロン Di Ⅱ Di

メーカーが同じでも、マウントによって違ってきます。

カメオタくん
レンズの名前にこのマウントが入ってるから見てみてね。

APS-C用マウントの場合は、フルサイズで使うことはできません。

ちなみに、フルサイズ対応のレンズならAPS-Cでも使えます。

絶対抑えておきたいAPS-Cレンズ選びの注意点

抑えておきたいAPS-C用レンズ選びの注意点

僕が昔に失敗した経験をもとに、APS-C用のレンズ選びの注意点をご紹介します。

APS-C用のレンズは値段も安いので、ついつい買ってしまいがち。。

しかし、あとあとのことを考えておかないと無駄な出費になりかねません。

絶対知っておくべき注意点を2つご紹介します。

APS-C専用のレンズはフルサイズでは使えない

僕が一番後悔したのは、APS-C専用レンズはフルサイズのカメラでは使えないという点。

昔キヤノンのEOS 70Dを使ったいた時に揃えていたレンズは、すべてAPS-C専用でした。

カメオタくん
安かったからつい買っちゃうんよね。。

ただ、あとでフルサイズ熱が高まり、持っていたAPS-Cレンズ6本を売るハメになりました。

APS-Cはフルサイズより焦点距離が長い

最初に買ったレンズでミスってしまったのが、焦点距離です。

もともと70DはAPS-C機ですが、最初に買ったのは40mmのパンケーキレンズ。

標準レンズと思って買ったのに、使ってみると意外と遠い…。

APS-C機で使うと焦点距離は64mmなので、ほぼ中望遠のメージ。

換算距離を考えてレンズを選ばないと、昔の僕みたいに失敗してしまいます。



APS-Cレンズの強みやメリット

APSーC用レンズの強みやメリット

APS-Cレンズが良くない的な書き方をしてきましたが、もちろんいいところもあります。

何が1番の強みかと言うと、レンズが安いことです。

フルサイズのレンズは5万、高スペックになると20万を超えることがほとんど。

しかし、APS-Cレンズは5万以下でも十分に探せます

カメオタくん
単焦点なら、2万円切ってる物も多いね。

値段が安いので、普段手が出にくい超広角レンズや魚眼レンズなども選びやすいですよね。

【失敗しない】APS-Cレンズの選び方

では、失敗せずにAPS-C用レンズを選べばいいのかをご紹介します。

いくら値段が安いからと言って、何本も買うのは勿体ないです。

あなたがこれから買うレンズ選びで失敗しないように、選び方のコツをまとめました。

APS-C専用レンズに注意する

APS-C専用のレンズを選んでしまうと、将来フルサイズに乗り換えた時に痛い目を見ます。

カメオタくん
APS-Cしか使わないって人なら問題なし!

ただ、僕もそうでしたが、使っているうちにフルサイズに興味わくんですよね。。

カメラのことが好き・楽しいかもって思えている方は注意です。

僕のように『いつかはフルサイズ熱』が出てきます。

レンズの焦点距離を計算してから選ぶ

レンズの焦点距離もしっかり意識しておいてください。

まずは、キットレンズなどであなたがよく使う・好きな焦点距離を調べましょう。

レンズの焦点距離を変えて撮ってみる
カメオタくん
キットレンズはだいたいズームだから、いろいろ撮ってみるべし。

自分がよく使う焦点距離がわかってくるので、わからないうちはいろいろ撮ってみてください。

この時、フルサイズとの換算距離を計算するのを忘れないようにしましょう。

レンズの焦点距離×1.5(キヤノンは×1.6)

最初は安い単焦点レンズを選ぶと失敗が少ない

失敗しないに越したことはないですが、実際使ってみると違ったなと感じることもあります。

万が一ミスった場合でも大丈夫なように、最初のレンズは単焦点レンズを選ぶと失敗が少ないです。

カメオタくん
単焦点レンズなら3万以内でそれなり選べるしね。

カメラの扱いに慣れていないなら尚更、単焦点レンズはおすすめです。

レンズが明るく画質もいいので、1本持っておいて損はありません。

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2016年7月12日


APS-Cのレンズ選び【まとめ】

APS-C用のレンズを選ぶ時は、割り切ってAPS-C専用を選ぶかフルサイズ用のものを選ぶと失敗が減ります。

カタログに載っている焦点距離よりも長くなることも覚えておいてください。

広角用で買ったのに、標準レンズの画角になることがあります。

この2つさえ覚えておけば、APS-Cのレンズ選びは大丈夫です。

日頃のレンズ保管についても書いているので、参考にしてみてくださいね。

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2016年7月18日


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