一眼レフの構え方や扱い方は、使い慣れる前に知っておきたいもの。
慣れてからだと変なクセがついてしまって、直しにくくなります。
一眼レフは精密機器なので、扱い方次第では長持ちしなくなる可能性も…。
この記事では、一眼レフの構え方や扱い方の注意点を解説しています。
正しい扱い方を知って、大事なカメラを長持ちさせるコツをまとめました。
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一眼レフの基本的な構え方と持ち方
ミラーレスは一眼レフに比べると小さいですが、それでも普通のコンデジよりは大きいです。
構え方によっては、手ぶれ写真を量産しかねません。
まずは、基本的な構え方や持ち方についてご紹介します。
脇を締めてカメラを構える
一眼レフの持ち方は、片手でなく両手でボディを支えるように持ってください。
片手でも持てますが、構えにくく最悪の場合は落下する危険もあります。
一眼レフを構える時に大切なのは脇を締めることです。
撮影者側が不安定だと、モデルが止まっていても手ぶれしてしまいます。
脇を締めることで構えた時の体勢を安定させてください。
足は開きすぎず肩幅くらいを目安に
場所にもよりますが、基本的には肩幅くらい足を開くと安定しやすくなります。
足を開きすぎても周囲の邪魔になるので、安定する位置で止めましょう。
低い位置でカメラを構える時は、膝をついても問題ありません。
ただ、チルトやバリアングル液晶がついているので、ライブビュー表示で撮りましょう。
縦構図の撮影は安定さ重視で
カメラを縦向きに構える時は、脇を締めることができません。
手のグリップだけで固定させる必要があります。
カメラの向きをどっち側を上にするかは、安定さ重視で決めてください。
利き手も関係してくると思うので、利き手をシャッターボタン側にする方が安定しやすいです。
手持ちよりストラップで掛けておくと安心
一眼レフはストラップを使うようにしてください。
手持ちでも大丈夫ですが、手に力が入りすぎて手汗をかいたり、落としてしまう可能性があります。
ストラップにもいろんな種類があるので、選ぶ時はどの用途が一番合っているかを確認しましょう。
- ハンドストラップ
- 首掛けストラップ
- 斜めがけストラップ
個人的には斜めがけのタイプが首への負担も少なくておすすめです。
ストラップの種類は、こちらの記事をご覧ください。
一眼レフの扱い方や置き方
一眼レフは気をつけて扱っていれば簡単に壊れることはありません。
普段の扱い方をいくつかご紹介します。
やってはいけない扱い方については、後ほど解説しますね。
持ち運びはカメラバッグやストラップを使う
一眼レフを持ち運ぶ時は、できるだけカメラバッグやストラップを使ってください。
カメラバッグがない場合は、インナーケースをカバンに入れればOKです。
リュックやトートに入れると、カメラバッグっぽい感じにすることができます。
一眼レフを置くときは水平で安定した場所に
一眼レフを置く時は、不安定な場所は避けてください。
カメラに結構重量があるので、不安定なところに置くと落ちてしまう危険があります。
机の端っこなども危険です。
車は温度など一眼レフには危ない環境が揃っています。
持ち運びの際は注意してくださいね。
レンズフードは傷防止にも役立つ
レンズフードは通常、無駄な光が入らないために使うものです。
しかし、付けておくと不用意な傷防止にも役立ちます。
人混みなどでの接触時にも傷を防いでくれます。
一眼レフ使用時の注意点
一眼レフを使う上で知っておきたい注意点をまとめました。
カメラの寿命を長持ちさせるためにも必要なことばかりなので、一通りご覧ください。
- 湿度や水分には注意
- センサー部の取り扱いは必要な時のみ
- 気温差にも注意
1つずつご紹介していきます。
湿度や水分に十分気を付ける
一眼レフは精密機器のため、湿度や水分が苦手です。
カメラ内部にはICチップなど半導体部品がたくさん。
カメラやレンズ内部に湿気がたまると、カビが繁殖することもあります。
写りがおかしくなるだけでなく、カメラの買取に出すときも値段がつかないことがあります。
必要な時以外はセンサー部は出さない
一眼レフもレンズも同じですが、必要な時以外センサー部は出さない方が安心です。
センサー部にゴミや埃が入ってしまう可能性があります。
ゴミや埃が入りにくいレンズ交換のやり方は、こちらの記事もご覧ください。
関連 一眼レフカメラのレンズ交換方法|外し方や付け方を写真付きで解説!
炎天下や寒いところは注意が必要
湿度の問題もありますが、一眼レフもレンズも気温差が大きいところには向いていません。
夏の炎天下の車内や寒いところから急に暖かいところへ移す時は、注意が必要。
湿気が出やすい場所では、水分を拭き取るなど工夫してください。
一眼レフの扱い方や構え方【まとめ】
一眼レフはデリケートです。
特に注意しないといけないのは、湿度の管理。
毎日の保管には湿度管理ができる防湿庫が一番です。
高かったですが、結果買ってよかったものなのであなたにもシェアしておきます。