パンケーキレンズの特徴・使い方|魅力や1本持っておきたいおすすめレンズをご紹介

パンケーキレンズの魅力と使い方

パンケーキレンズは単焦点レンズの1つです。

コンパクトな単焦点レンズの中でも、1番小さいのがパンケーキレンズ。

カメオタくん
カメラにつけた時にパンケーキみたいに小さくて薄いからそう呼ばれてます。

値段が安く、単焦点レンズなので画質もそれなりにいいところが魅力です。

この記事では、パンケーキレンズの使い方やおすすめレンズを紹介します。


スポンサーリンク

パンケーキレンズの基本的な特徴3つ

軽量コンパクトでかさばらないことが、パンケーキレンズの特徴。

とは言え、単焦点レンズなので解像度や画質も良く、小さいわりにすごいいい仕事をしてくれるコスパの高いレンズです。

パンケーキレンズの特徴
  • 軽くて小さい
  • 単焦点が多いので画質がいい
  • レンズの値段が安い

レンズが小さくて軽い

パンケーキレンズの1番の特徴は、軽くて小さいことです。

平均しても、レンズ自体の重量は200g以下のものが多いので、持ち運びするときは有利。

ズームレンズでその重量のものってあまりないので、軽さは何よりの武器と言えます。

パンケーキレンズとは、名前の通りパンケーキのように薄いレンズのことで、径の太さにくらべ全長が極端に短い、一眼レフカメラにつけて利用するレンズです。

とても薄くコンパクトなので扱いやすく、カメラにセットしてもレンズの出っ張りがほとんどありません。重さも軽いレンズです。

引用元:Canon Image Gateway

単焦点レンズが多く安いわりに高画質で撮れる

カメオタくん
軽くて小さいけど、画質どうなのよ?

パンケーキレンズは、基本単焦点レンズとなっています。

そのため、ズームレンズと比べて画質面では有利です。

単焦点レンズの特徴や使い方は、こちらの記事もご覧ください。

単焦点レンズの使い方と撮り方

単焦点レンズの使い方と撮り方のコツ|おすすめレンズも紹介

2016年7月12日

他のレンズに比べて安く買える

レンズ内の構造が複雑にならないため、パンケーキレンズは値段も安いです。

いろんなメーカーのパンケーキレンズを見ても、だいたいが2万円〜3万円もあれば買うことができます

ズームレンズはズームする機構がつくため、どうしても複雑になり、その分値段も上がってしまいます。

最初に買う交換レンズとしては手も出やすいので、コスパに優れたレンズなんです。

パンケーキレンズの使い方や向いているシーン

パンケーキレンズの使い方

パンケーキレンズは単焦点ですが、使い方はいろいろ。

パンケーキレンズのほとんどが広角・標準域です。

広角と標準域の2パターンに分けて、パンケーキレンズの使い方をご紹介します。

風景写真には広角のパンケーキレンズが最適

24mm〜28mmの広角域なら、風景写真に最適です。

単焦点でも、広角なら風景写真には使いやすい画角ですよね。

カメオタくん
F8〜F11くらいまで絞ると画質もいいです。

キットレンズで撮るよりは、パンケーキレンズの方が画質面でも有利です。

単焦点なので、レンズも明るいですし、寄って撮ることもできます。

人物撮影には標準のパンケーキレンズがおすすめ

標準域なら、人物やポートレート撮影にも使えます。

大人を写すのには中望遠(85〜135mm)の方がぼけやすいですが、子供なら50mmくらいでも十分です。

APS-Cなら40mmくらいを目安にすると、ちょうどいいくらいですね。

また、パンケーキレンズは人物撮影だけではなく、テーブルフォトにも使えます。

料理を撮ったり、カフェでスイーツを撮ったりにも使いやすいです。



パンケーキレンズの魅力やおすすめポイント

パンケーキレンズの魅力やメリット

パンケーキレンズを使って思うメリットや魅力についても紹介したいと思います。

1番いいなと思うのは、レンズの値段が安いことです。

他にも僕が思うパンケーキレンズの魅力は、4つあります。

  1. 安い
  2. オールマイティに撮れる
  3. 小さい・軽い
  4. 高画質で撮れる

撒き餌レンズ並みに安い値段で買える

パンケーキレンズのいいところは、やっぱり安く買えるところにあります。

単焦点レンズはズームレンズと比べると、高くはありません。

カメオタくん
ズームレンズでもF2.8とかハイスペレンズになるとまぁ高い!

パンケーキレンズ自体は、高くても3万円以内あれば買うことができます。

しかも、基本明るいので使いやすいところが魅力です。

使い勝手がいいので最初の1本に便利

パンケーキレンズはほとんどが広角〜標準域が多いです。

風景写真から人物、テーブルフォトなどだいたいの撮影シーンに合います。

レンズが明るいので、背景をぼかしたり、絞って撮ることもできます。

カメオタくん
ぼかせばポートレートっぽい写真も撮れますし、絞ればかっちりした写真もOK。

軽量コンパクトで持ち運びしやすい

軽くて小さいこともパンケーキレンズのいいところ。

単焦点レンズは基本小さいですが、特にパンケーキレンズは見た目通り小さいですよね。

カメラにつけていても、レンズが邪魔にならないです。

ミラーレスなら気になりませんが、レフ機の場合は小さくて軽いことはかなり助かります。

単焦点なのでキットレンズよりも画質が良い

パンケーキレンズは単焦点レンズなので、安いズームレンズよりは画質も上がります。

オリンパスはズームのパンケーキレンズもあります。
カメオタくん
画質で言うなら、単焦点の方がいいよね。

高いズームレンズならある程度画質も期待できます。

しかし、レンズとして画質がいいというのは単焦点レンズが1番です。

おすすめのパンケーキレンズをメーカー別に紹介します

パンケーキレンズのおすすめを紹介

僕が今まで使ったことのあるキヤノンとソニーEマウントで、おすすめのパンケーキレンズをご紹介します。

予算とスペックのバランスのとれたレンズを選んでみました。

値段もお手頃で手に入りますので、ぜひ単焦点の入門レンズとして検討してみてください。

いろんなレンズを試してみたいという方には、最近人気の月額制のレンタルサービスが便利です。

カメオタくん
会員登録後に審査があるから、先に登録しておくと早くレンタルできるよ。

もちろん、先に有料登録してもレンタル開始日までお金はかからないので安心です。

Canon(キヤノン)のおすすめパンケーキレンズ

キヤノンのパンケーキレンズは、2つご紹介します。

両方買う必要はありませんが、普段があなたがよく使う焦点距離に合わせて選んでください。

広角メインならEF-S24mm F2.8 STM

35mm換算 38mm相当
フルサイズ対応 ×APS-Cのみ
相場 約2万円
カメオタくん
APS-Cだけだから注意。

標準・ポートレート的に使うならEF40mm F2.8 STM

35mm換算 64mm相当
フルサイズ対応 ◎対応
相場 約2万円
カメオタくん
フルサイズも使えるけど、APS-Cだとちょっと画角が狭い。

ソニーEマウントのおすすめパンケーキレンズ

僕が普段メインで使っているソニーEマウントのパンケーキレンズは、APS-Cだけです。

2つあったので、それぞれご紹介します。

α6000系やNEXユーザーの方にはぴったりです。

E 20mm F2.8 SEL20F28

35mm換算 30mm相当
フルサイズ対応 ×APS-Cのみ
相場 約3万円

E16mm F2.8 SEL16F28

35mm換算 24mm相当
フルサイズ対応 ×APS-Cのみ
相場 約2万円


パンケーキレンズの特徴やおすすめ【まとめ】

パンケーキレンズは、値段も安く単焦点で画質も悪くありません。

僕は最初に買った交換レンズがパンケーキレンズでした。

絞りとか何も知らずにオートモードで撮っている方なら、パンケーキレンズに変えて開放で撮ってみるだけでもおもしろいと思います。

背景をぼかすのも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

一眼レフの背景をぼかす要素で大切な絞りとF値の解説

一眼レフで背景をぼかした写真の撮り方|カメラの設定も実例ありで解説

2016年6月28日

関連コンテンツ一覧



パンケーキレンズの魅力と使い方

内容をみんなに紹介する

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のプロフィール

一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。 当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。