運動会で必ず使うのが、望遠レンズ。
ビデオカメラだとズームもできて、子供をアップで撮ることも可能です。
しかし、ビデオカメラでは写真をきれいに残すことはできません。
僕は、今まで子供の運動会のたびにいろんな望遠レンズを買ったり、借りてきました。
その経験をもとに、運動会で使う望遠レンズの選び方と保育園〜中学校までシチュエーション別のおすすめレンズを作例つきでご紹介します。
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運動会の写真撮影は望遠レンズが必須アイテム
運動会の写真を撮るには、標準レンズや単焦点レンズでは厳しいです。
子供たちも動きますし、何より近くに寄ることができません!
レンズの焦点距離によって、どこまでズームできるかが変わってきます。
焦点距離の写り方の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
望遠レンズは使う機会も少ないので、今までずっとレンタルしていました。
ただ、レンタルは3泊でも1万円近くかかってきます…。
そんな時に見つけたのが、月額制のレンズレンタルサービス!
画像引用:カメラレント公式サイト
カメラレントは、今までにない月定額制のレンタルサービスです。
月3500円からの低価格で、レンタル期間なしでレンズが借りられます。
有料プランに先に登録しても、支払いはレンタルが決まった日からなので安心です。
審査で少し時間がかかるため、早めに会員登録だけしておくとレンタルがスムーズ。
もちろん、僕も会員になっています。
【学年・年齢別】運動会用の望遠レンズの選び方
運動会と一言で言っても、子供の年齢によってグラウンドの広さや規模は違います。
400mmなど焦点距離の長いレンズがあればいいのですが、そこまでいらない場合もありますよね。
そこで、使う目的別のレンズ選びのポイントをご紹介します。
極力ムダな買い物をしないためにも、レンズ選びのコツをここでお教えします。
幼稚園や保育園で使う望遠レンズのおすすめ
幼稚園や保育園のグラウンドはそれほど広くはありません。
もちろん、通っている幼稚園や保育園によってグラウンドの広さは変わってきます。
- 撮影距離約7m → 200mm
- 撮影距離約12m → 300mm
普通の保育園なら、200mmあれば足りるかなと思います。
ただ、大きな保育園で運動場が広い場合は、300mmあった方が安心です。
会場が広い場合は、次に紹介する小学校用のレンズを検討してみてください。
【Canon】幼稚園・保育園用のおすすめ望遠レンズ EF-S55-250IS STM
キヤノンなら間違いないのが、EF-S55-250IS STM。
APS-C専用ですが、250mmまで使えて、2万円を切る値段で買える超絶コスパのいい望遠レンズです。
ダブルズームキットについているレンズで、入門用としても最適。
発表会の撮影で、お遊戯室の一番後ろからステージまでを250mmで撮った写真です。
実際の距離は6mくらいですが、しっかりアップで写すことができています。
子供達に許可もらって掲載しました。
こちらは、広角よりの64mmで撮影した写真。
このように全体を写したり、5〜6mくらいなら望遠でアップで写すことも可能です。
【Canon】幼稚園・保育園用のおすすめ望遠レンズ EF70-200mm F4L IS USM
画質重視で考えるなら、EF70-200mm F4L IS USMの方がベターです。
高級レンズの代名詞であるLがつく白レンズで、画質は文句なし。
ただ、その分値段は約10万円と少し高めです。
しかし、持っておくと長い間使えるので、レンズ資産として持っておくなら決して高い買い物ではありません。
これは、5mくらいの距離から撮影した写真です。
大きな保育園でなければ、200mmあれば十分に子供のアップの写真を撮ることができます。
望遠端の200mmで撮影した写真です。
僕のカメラから子供までの距離は、約6mくらいだと思います。
それほど近寄ることもなく撮れたので、200mmの望遠レンズでも十分使えることがわかりますね。
【ソニーEマウント】幼稚園・保育園用のおすすめ望遠レンズ
ソニーEマウント用ならSEL70200Gがおすすめです。
フルサイズにも対応しており、Gレンズで画質も文句なしの憧れの白レンズ。
Gレンズなので、値段は10万円を超えますが、Eマウントの望遠レンズなら妥当な値段です。
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Sakaiさんの写真を引用させていただきましたが、200mmでも十分届いています。
α6000系などAPS-Cのカメラなら、350mmになるので小学校の運動会でも対応できますね。
小学校や少し広めのグラウンドで使う望遠レンズのおすすめ
小学校の運動会になると、グラウンドも広くなり、200mmの望遠レンズでは少し望遠側が届かない場面も出てきます。
会場が広い場合など、場合によっては400mmのレンズも視野に入れておきましょう。
【Canonで選ぶなら】小学校用のおすすめ望遠レンズ
キヤノン純正がいいという方は、EF70-300mm F4-5.6 IS Ⅱ USMがおすすめです。
手ぶれ補正もあり、USMでピント合わせも静音・高速と満足度の高いスペック。
フルサイズにも対応しているのに値段も5万円前後と安いため、コスパも高いレンズです。
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【ソニーEマウントで選ぶなら】小学校用のおすすめ望遠レンズ
ソニーEマウント用なら間違いないのが、SEL70300G。
値段は少し高いですが、Gレンズならではの解像力と高画質さは他レンズとは一線を画すレベルです。
特に晴れた日の撮影では、すごい描写力です。
保育園のグラウンドで約10mくらいの距離から撮った写真です。
近くに寄れない状況でしたが、かなりアップで撮ることができました。
特に補正もしていませんが、発色もいい感じです。
こちらも300mmで走る子供を撮った写真です。
直線距離にして10mちょっとのところから撮っています。
ピント合わせもそれほど迷うことなく、ストレスなく撮れたのを覚えています。
中学校など広い場所での撮影は400mm以上の望遠レンズが理想
中学校クラスの体育祭など、広いグラウンドで撮る場合は、300mmでもちょっと足りないと感じることもあります。
200人以上の規模になってくると、それなりに広いグラウンドになります。
ただ、レンズ自体が重いので、筋肉痛覚悟です。
撮影する高さがそんなに変わらないなら、一脚を使うと楽になります。
【Canonで選ぶなら】中学生撮影用のおすすめ望遠レンズ
キヤノンで使うなら、コスパと使い勝手のバランスの取れたシグマの100-400mm F5-6.3 DG OS HSMがおすすめです。
レンズの設計も新しく、フルサイズにも使えるので1本持っておくと何かと使い勝手がいいレンズです。
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動物をここまでアップで写せるので、400mmあれば距離があっても安心です。
これだけズームできると、広いグラウンドでも安心して使えますね!
【ソニーEマウントで選ぶなら】中学生用のおすすめ望遠レンズ
ソニーで400mmクラスの望遠レンズは、限られてきます。
値段は高いですが、EマウントならSEL100400GMを選べば間違いはありません。
運動会くらいしか使う時がない場合は、レンタルするのも1つの手です。
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望遠レンズでありながら、G Masterの称号通り解像度は目を見張るものがあります。
一生モノのレンズと言えるのが、SEL100400Gです。
ただ、高いのでなかなか買えないですよね。。
そんな時は、マウントアダプターを使えば安く抑えることができます。
Canonマウント用のシグマの100-400mmを使えば、400mmでも10万円くらいでおさまります。
運動会以外のオフショットも撮るなら高倍率ズームレンズが便利
運動会は遠くからしか撮れないからという理由で、望遠レンズを持っていく方がほとんどだと思います。
しかし、望遠レンズだけで構えていると、いざ子供が近くに来てしまった時に対応ができません。
望遠レンズなので急に近づかれたりすると、自分が後ろに下がらなければなければならなくなります。
他の人はだいたい前に行きたいのに自分だけ後ろに下がっていてはぶつかったりすることも考えられるので危険。
そういった場合に重宝するのが、高倍率ズームレンズです。
高倍率ズームレンズは広角から望遠域までの全ての範囲を1本でカバーできるレンズ。
一般に高倍率ズームレンズと言うと、18mmから270mmくらいまでの焦点距離を広範囲に写すことができるレンズのことを言います。
おすすめレンズや選び方については、こちらの記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。
ただ、1つリスクがあり便利ズームという反面、解像感や画質面では少し劣ります。
運動会で使うカメラはAPS-C以上のカメラであればOK
運動会の写真を撮るカメラは、APS-C以上のセンサーがあれば問題ありません。
イメージセンサーについては、こちらの記事を参考にしてください。
マイクロフォーサーズはレンズの種類も少なく、トリミングした時に画質が心配です。
そのため、APS-Cのカメラを選べばOKです。
運動会で使う望遠レンズの選び方【まとめ】
運動会で子供の写真を撮るなら、望遠レンズは必須です。
望遠レンズを選ぶ時は、子供の年齢や運動場の広さを考えて選んでください。
買ってから失敗するのが一番辛いので、レンタルで試してみるのもアリです。
意外に安いので、レンズがレンタルできる業者の比較もあわせてご覧になってみてください。