ソニーのα77や99系など、ミラーレス用ではなくレフ機用のAマウントレンズもまだまだ元気です。
最近ではミラーレスマウントのEマウントに力が入ってはいますが、もともとのレンズラインナップはAマウントの方が種類も多く、埋もれた良いレンズが多いのがAマウントのいいところです。
最近のソニーの新製品の発売傾向から、AマウントはEマウントに押されてきていると感じている人もいるのではないかと思います。
でも、Eマウントでは発売されていないAマウントにしかないいいレンズがあるのも事実です。
そこで、Aマウントのおすすめレンズを紹介していきたいと思います。
今回は焦点距離35mmから70mmまでのAマウントのおすすめ標準レンズを予算別に9本厳選して紹介します。
フルサイズに対応しているレンズは、レンズ情報の下の表に追記しているので参考にしてください。
Aマウントでおすすめしたい標準レンズの比較
Aマウントにおすすめの標準レンズ9本の値段とかんたんなスペックを一覧表にしました。
値段の比較をするとき、楽天市場は意外に安い値段で売っているショップがあるのでチェックしておくのがおすすめです。
アマゾンに比べて、タイムセールやお得に変えるタイミングが多いので比較検討の際は見てみてください。
レンズ | 実売価格 | 焦点距離 | F値 | 重さ |
SAL35F18 | 1〜2万 | 35mm | F2.8 | 170g |
シグマ 17-70mm F2.8-4 |
3〜4万 | 17〜70mm | F2.8-4 | 465g |
タムロン 35mm F1.8 | 4〜5万 | 35mm | F1.8 | 450g |
SAL2875 | 6〜7万 | 28〜75mm | F2.8 | 565g |
SAL1680Z | 6〜7万 | 16〜80mm | F3.5-4.5 | 445g |
シグマ 24-105mm F4 | 8〜9万 | 24〜105mm | F4 | 885g |
タムロン 24-70mm F2.8 | 7〜8万 | 24〜70mm | F2.8 | 825g |
SAL30M28 | 1〜2万 | 30mm | F2.8 | 150g |
シグマ 30mm F1.4 | 3〜4万 | 30mm | F2.8 | 435g |
α77や99シリーズなどの一眼レフに使う場合は、カメラのサイズも大きいので、バランスの良いレンズは500g以上のものが見た目の雰囲気は出ます。
ズームレンズでF2.8通しのSAL2875とタムロンのSP 24-70mmは、明るく手ぶれもしにくいので初心者の方には使いやすいレンズです。
Aマウント標準レンズで値段が安いレンズ
はじめに予算5万円以内で買えるお手頃Aマウントの標準レンズを3本紹介します。
初心者でも使いやすい明るいレンズを中心にセレクトしました。
ソニー DT 35mm F1.8 SAM SAL35F18
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.23m |
開放F値 | F1.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 55mm |
レンズ構成 | 5群6枚 |
焦点距離 | 35mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 70×52mm |
重量 | 170g |
- 市場流通価格:1万〜2万円
- 発売日:2010年10月
- フルサイズ対応:APS-Cのみ
ソニー純正の標準レンズのコスパ重視で選んだおすすめ標準レンズが、SAL35F18です。
ソニー純正でありながら2万円以内で買えるので、とにかく安いです。
APS-C専用で焦点距離は換算50mmとなり、開放F値もF1.8と明るく特に子供の撮影にはおすすめのレンズと言えます。
レンズ自体の明るさから室内撮りもぶれにくく、値段のわりに画質もシャープでぼけがきれいと定評があります。
単焦点レンズでズームレンズよりも画質面では優れており、170gととにかく軽くコンパクトなので、持ち運びもしやすいですね。
安いので、ガンガン使える点も嬉しいポイントです。
シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.22m |
開放F値 | F2.8-4 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 72mm |
レンズ構成 | 14群16枚 |
焦点距離 | 17〜70mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 79×82mm |
重量 | 465g |
- 市場流通価格:3万〜4万円
- 発売日:2013年6月
- フルサイズ対応:APS-Cのみ
標準ズームレンズでカバーできる焦点距離が広角17mmから70mmまで幅広く、使い勝手がいいレンズです。
シグマのC(Contenporary)ラインで、この手のズームレンズにしては500gを切っており、軽く解像度もなかなかのレベルです。
オートフォーカスについては、決して速くはありませんが、ピントの精度は良く使用には全く問題はありません。
大口径で花形フードを採用しているレンズの外観も見た目の満足度があり、所有欲を満たしてくれるので愛着が湧きやすくおすすめです。
何よりマクロ機能があり、20cmまで寄ることができ、花や植物なんかも撮れるので旅行先でのスナップ用にも安く扱いやすいレンズです。
タムロン SP 35mm F/1.8 Di USD
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.2m |
開放F値 | F1.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 9群10枚 |
焦点距離 | 35mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 80.4×80.3mm |
重量 | 450g |
- 市場流通価格:4万〜5万円
- 発売日:2016年5月
- フルサイズ対応:対応
35mmの単焦点レンズと言うこともあり、明るく扱いやすいレンズです。
大口径ならではのぼけは、なだらかで柔らかい雰囲気で、玉ボケもきれいに出せるので初心者にも使いやすいところがありがたいですね。
このレンズの一番すごいところは、最短撮影距離が短く寄れることです。とにかく寄れます。
20cmまで寄って撮影することができるので、風景やポートレートだけでなく、料理やブツ撮りなどテーブルフォトにもその威力を発揮します。
オートフォーカスもUSDで静かで速く、値段以上のスペックを持っていると言えます。
F1.8と明るいので、室内や薄暗い場所での撮影もバッチリです。
レンズの設計も新しいので、1本買っておけば長く使い続けられるナイスな単焦点レンズですね。
7万円くらいの予算で買える Aマウントのおすすめ標準レンズ
続いて、予算7万円以内の標準レンズです。
少し予算を上げることで、純正レンズでもF2.8通しやツァイスレンズにも手が届くようになり、レンズの選択肢が増えてきますよ。
ソニー 28-75mm F2.8 SAM SAL2875
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.38m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 14群16枚 |
焦点距離 | 28〜75mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 77.5×94mm |
重量 | 565g |
- 市場流通価格:6万〜7万円
- 発売日:2009年11月
- フルサイズ対応:対応
SSMではないので、オートフォーカスは感動するほど速くはありませんが、実用範囲内です。
2.5倍のズームができて、F2.8通しレンズと言う点はかなりのメリットと言えます。
エントリークラスのレンズより解像度も高く、ズームレンズにしてはコンパクトにまとまっている点も評価できますね。
F2.8通しでツァイスやGレンズとなってくると、軽く20万円を超えてくる中で、このレンズはコスパも良く機動性も高いのでバランスがいいです。
単焦点レンズから少し手を伸ばせば買えるくらいの値段なので、単焦点レンズを飛ばして1本買っても損はないレンズです。
ソニー Vario-Sonnar T DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA SAL1680Z
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.35m |
開放F値 | F3.5-4.5 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 62mm |
レンズ構成 | 10群14枚 |
焦点距離 | 16〜80mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 72×83mm |
重量 | 445g |
- 市場流通価格:6万〜7万円
- 発売日:2007年3月
- フルサイズ対応:APS-Cのみ
ドイツ製の有名レンズのカールツァイス社製レンズです。
ツァイスレンズにしては値段が安く、入門用レンズと言えます。
ツァイスならではの高いコントラストと発色の良さと解像度の高さが売りのレンズで、焦点距離も16mmから80mmまで幅広い画角をカバーしています。
逆光耐性も強いですが、レンズは明るくないので、室内や夜の撮影には使いにくいですね。
ただ、広い画角をいかして風景写真からスナップ写真まで1本でいろいろなシーンに使える万能な点はおすすめです。
画質重視で選ぶAマウントのおすすめ標準レンズ
予算を10万円くらいまで上げると、ある程度高いレンズ性能も手にすることができます。
ソニー純正レンズでは、この価格帯のレンズはなく次は20万円を超えてしまうので、除外しています。
シグマ 24-105mm F4 DG HSM
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
開放F値 | F4 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 82mm |
レンズ構成 | 14群19枚 |
焦点距離 | 24〜105mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 88.6×109.4mm |
重量 | 885g |
- 市場流通価格:8万〜9万円
- 発売日:2015年7月
- フルサイズ対応:対応
シグマのレンズの中で最も高級レンズと言われるアートラインに分類される標準ズームレンズ。
アートラインのレンズなので、レンズ外観の作りやデザインに高級感があり、個人的にかなり好きなレンズの1つです。
24mmから105mmmまで実用範囲はほぼ全てカバーしており、F4通しのフルサイズ対応レンズです。
解像力もなかなかのもので、開放からシャープでツァイスレンズを上回るほどカリカリの描写でAPS-Cのカメラでも高画質に撮れます。
写真が上手くなったかなと錯覚してしまうほどです笑。
オートフォーカスも速く精度も高く、かなり使えるレンズと言えます。
標準ズームレンズとしては珍しく105mmまで伸びるので、常時付けっ放しレンズで使っても問題ありません。
私がソニー純正レンズ以外で画質がやばいと感じたレンズです。
タムロン SP 24-70mm F/2.8Di USD
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.38m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 82mm |
レンズ構成 | 12群17枚 |
焦点距離 | 24〜70mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 88.2×108.5mm |
重量 | 825g |
- 市場流通価格:7万〜8万円
- 発売日:2013年4月
- フルサイズ対応:対応
フルサイズ対応標準ズームレンズで、F2.8通しというスペックからコスパの良さはピカイチです。
ズームレンズは普通画質も落ちますが、このレンズは解像力が高いので、子供の写真やブツ撮りでレンズの明るさをフルで発揮できます。
広角で使ってもぼけがきれいに出るので、ズーム全域で扱いやすい初心者向けのズームレンズと言えますね。
USDで、オートフォーカスも静音高速。1本持っておけば当分他にレンズは買わなくても遊べるお買い得レンズですのでぜひ試してみてください。
単焦点で選ぶAマウントのおすすめ標準レンズ
レンズの明るさとコスパ重視でAマウント用の単焦点レンズをセレクトしました。
単焦点レンズがあると、背景のぼけはもちろん、値段以上に高画質なレンズを手にすることができるので、1本持っておくと何かと便利なのでおすすめです。
ソニー DT 30mm F2.8 Macro SAM SAL30M28
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.13m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 49mm |
レンズ構成 | 5群6枚 |
焦点距離 | 30mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 70×45mm |
重量 | 150g |
- 市場流通価格:1万〜2万円
- 発売日:2009年10月
- フルサイズ対応:APS-Cのみ
このレンズは明るさと寄れるところがポイントです。
最短撮影距離が13cmと被写体とくっつくくらいまで寄れてしまうので、マクロ用途にも使える単焦点レンズです。
マクロレンズと言うと、結構値段も高いのですが、Aマウントで買えるマクロレンズでは最安値で単焦点だけではないのでさらにお買い得と言えますね。
レンズフードがつかなく残念な点もありますが、特にF5.6くらいからは画質も良く、室内で小物や料理などを撮るのにはもってこいのレンズです。
インスタに投稿する用の写真もこのレンズなら、一風変わった写真を撮ることができますよ。
シグマ 30mm F1.4 DC HSM
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 62mm |
レンズ構成 | 8群9枚 |
焦点距離 | 30mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 74.2×63.3mm |
重量 | 435g |
- 市場流通価格:3万〜4万円
- 発売日:2014年2月
- フルサイズ対応:APS-Cのみ
APS-C専用レンズながら、解像度は高めで高画質で撮れる単焦点レンズです。
明るくてレンズのスペックのわりにコンパクトな設計なので、お散歩用レンズからじっくり撮りたい時まで使い勝手は最高です。
初めての単焦点レンズを探している方には頑張れば手の届く値段なので、買って損はないおすすめ単焦点レンズです。
Aマウントでおすすめの標準レンズの比較【まとめ】
最近ではEマウントのレンズの開発が進んでいますが、まだまだAマウントのレンズも負けてはいません。
Eマウントのレンズと比べて値段が安いこともAマウントレンズの強みの1つと言えます。
値段もお手頃なレンズが多いので、ぜひ新しいレンズを検討してみてください。