超広角レンズ好きのみなさんこんにちわ。
私、超広角レンズだけでご飯1杯はいける自信があります。
今そこで見ている風景をびっくりするくらいインパクトある写真にできる超広角レンズ。
でも、Canonはレンズが多すぎて迷ってしまうことありませんか?
そこで、調べましたCanonの一眼レフにベストマッチの超広角レンズたちを。
この記事見ていただければ、もうCanonの一眼レフ用の超広角レンズ選びで悩むことはなくなります。
メリット・デメリットも包み隠さず公開しますので、あなたにぴったりのレンズを探してください。
\レンズのサブスク始まりました/
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キヤノンのおすすめ超広角レンズを比較
Canon用おすすめ超広角レンズ6本の値段や簡易スペックを早見表にしました。
レンズ | 値段 | 焦点距離 | F値 | 手ぶれ補正 |
シグマ 10-20mm F3.5 EX DC HSM |
約4万 | 10〜20mm | F3.5 | × |
キヤノン EF-S10-18mm F4.5-5.6 |
約3万 | 10〜18mm | F4.5-5.6 | ○ |
シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM |
約5万 | 8〜16mm | F4.5-5.6 | × |
シグマ 12-24mm F4.5-5.6 Ⅱ DG HSM |
約9万 | 12〜24mm | F4.5-5.6 | × |
トキナー AT-X 11-20 PRO DX |
約6万 | 11〜20mm | F2.8 | × |
タムロン 10-24mm F/3.5-4.5 Di Ⅱ VC HLD |
約5万 | 10〜24mm | F3.5-4.5 | ○ |
SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS |
約5万 | 10mm | F2.8 | × |
キヤノンで使えるおすすめ超広角レンズたち
レンズのカタログ情報と値段、発売日、フルサイズ対応かどうかとそれぞれのレンズの特徴をデメリットとメリットに分けてできるだけわかりやすくレビューします。
今すぐ欲しくなる超広角レンズ満載でお届けします。
では、行ってらっしゃいませ。
シグマ 10-20mm F3.5 EX DC HSM
発売日 | 2009年7月 |
実売価格 | 約4万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
開放F値 | F3.5 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 82mm |
レンズ構成 | 10群13枚 |
焦点距離 | 10〜20mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 87.3×88.2mm |
重量 | 520g |
解像度のシャープさに定評のあるシグマの超広角ズームレンズがこちら。
値段のわりに見た目のデザインや作り込みもしっかりしており、とても4万円で買えるレンズとは思えません。
所有欲はバッチリといったところでしょうか。
10mmととびきり広い範囲を写せるかと思いきや、20mmでは普通の広角レンズとしても使える万能レンズです。
うーんと思ったちょっと残念なところ。
- 他のレンズと比べてちょっと重い
- 大口径なのでフィルターが高い
このレンズのデメリットは、大口径ならではの大きさと重さです。
82mmとなかなかの大口径レンズなので、同クラスのレンズと比べてもちょっと重めで、フィルター径がでかいためフィルターの値段も高くなってしまいます。
PLフィルターなどを買おうと思うと、ちょっと値段高いのでそこだけが引っかかりますが、普通に使う分にはそんな問題はありません。
- F3.5で明るい
- レンズの質感高し
- AFは速い
ヤヴァイ点は超広角ズームレンズでありながら、F値が3.5固定で使えるところです。
見た目のデザインや質感はさることながら、室内で集合写真を撮ったりするような場面でも手ぶれしにくく使いやすいです。
使用されている方の口コミを見ていてもAFは速いという声が多いので、コスパと性能ががっつりミックスされた銘レンズと言えます。
こんな人には特におすすめのレンズです。
- 室内など暗いところでも使いたい人
キヤノン EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
発売日 | 2014年5月 |
実売価格 | 約3万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.22m |
開放F値 | F4.5-5.6 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 11群14枚 |
焦点距離 | 10〜18mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 74.6×72mm |
重量 | 240g |
キヤノン純正レンズでありながら、3万円くらいで買えてしまうコスパ最強の超広角レンズ。
軽い・安い・速いの3拍子そろったお手頃レンズでピント合わせもストレスフリーな万能レンズです。
うーんと思ったちょっと残念なところ。
- 周辺減光が出やすい
- レンズフードがつかない
Amazonや価格ドットコムの口コミを見ていると、周辺減光が出やすいという声が多くありましたが、超広角レンズの特性でもあるのでそれほど問題ではありません。
レンズフードがついてこないのは残念な点。
ただ、レンズが3万円ちょっとだと考えると、安いので当然と言えば当然ですね。Canonさんゴメンナサイ。
解決策としては、RAWで撮ってキヤノン純正の無料ソフトDigital Photo Professionalのような現像ソフトで少し手を加えると、改善できます。
参考 キヤノンDigital Photo Professionalのサイトへ
- 大口径でも軽い
- 手ぶれ補正つき
- ピント合うのが速い
67mmの口径でもたった240gで軽く、手ぶれ補正にSTMつきでピント合わせも速い・静かの2点盛り。
とにかくコスパ最強の超広角レンズです。
こんな人には特におすすめのレンズです。
- 超広角が欲しいけど、出費は抑えたい人
シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
発売日 | 2010年4月 |
実売価格 | 約5万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
開放F値 | F4.5-5.6 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | – |
レンズ構成 | 11群15枚 |
焦点距離 | 8〜16mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 75×105.7mm |
重量 | 555g |
EOS KissシリーズやEOS80DなどのAPS-Cカメラで使える超広角レンズの中では最も広く写せるレンズがコレ。
広角端は8mmでAPS-C換算でも13mmでとにかく広く写ります。
今見ている景色よりがかなりインパクトある写りに変わります。
ちょっとうーんと思った点。
- 出目金レンズでフィルターがつかない
- 手振れ補正はない
出目金のようにレンズが丸く出っ張っているので、レンズフィルターはつけられません。
超広角の宿命とも言えますが、取り扱いには注意が必要なレンズです。
また、手ぶれ補正はついていないので、暗所撮影ではISO感度など設定を少し触ってあげる場面も出てきます。
- シグマならではのシャープな写り
- 8mmで人とは違った写真が撮れる
他のレンズにはない8mmの画角で、ビビるほどデフォルメの効いたインパクトある写真が撮れるレンズです。
写りもカミソリばりにシャープでキレのある写りをしてくれます。
他では味わえない8mmの超広角が5万円で買えるのは魅力的ですよ。
こんな人には特におすすめできるレンズです。
- とにかく広く写したい
- 簡単にインスタ映えする写真が撮りたい
気にしていないと余計なものまで入ってしまうほどの画角の広さで、何気ない写真を撮ってインスタにアップする時もこのレンズならいいね間違いなしです。
シグマ 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM
発売日 | 2011年7月 |
実売価格 | 約9万円 |
フルサイズ対応 | ◯ |
絞り羽根枚数 | 6枚 |
最短撮影距離 | 0.28m |
開放F値 | F4.5-5.6 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | – |
レンズ構成 | 13群17枚 |
焦点距離 | 12〜24mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 87×120.2mm |
重量 | 670g |
シグマ製のフルサイズ対応の超広角レンズと言えば、やはりコレしかありません。
高いと言われるフルサイズ用のレンズで9万円は値段も安く、手が出やすい価格設定となっています。
ちょっとうーんと思った点。
- 出目金レンズでフィルターがつかない
- F値が暗く、室内は苦手
このレンズも8-16mmと同じく、出目金レンズになるため、レンズフィルターがつけられません。
また、F値は暗く、室内や薄暗い場所での撮影は苦手ですが、超広角レンズで動いているものを撮ることは正直ないのでたいしたデメリットではありませんね。
- キヤノン純正と比べると、圧倒的にコスパが高い
- フルサイズ対応で12mmで撮れる!
キヤノンからフルサイズ対応の超広角レンズEF11-24mm F4L USMが発売されていますが、同じ画角で値段が3倍近く高いので、コストパフォーマンスは高いレンズと言えます。
8-16mmと比べると、より使いやすい画角で発色も鮮やかなので画質重視の方はこちらのレンズの方が満足感は高いです。
こんな人には特におすすめなレンズです。
- 将来的にフルサイズも欲しい人
トキナー AT-X 11-20 PRO DX
発売日 | 2015年2月 |
実売価格 | 約6万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.28m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | 82m |
レンズ構成 | 12群14枚 |
焦点距離 | 11〜20mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 89×92mm |
重量 | 560g |
レンズフィルターで有名なケンコートキナー製のAPS-C専用超広角レンズ。
11mmはじまりというマニアックな画角ですが、20mmまでの2倍ズームができる実用性重視のレンズがこちら。
いいところばかりじゃつまらないのでちょっと残念なところを。
- 82mmの大口径で持ち運びのとき荷物になる
これと言って思い当たるようなデメリットはなく、レンズの口径が82mmとかなり大きいのでカバンで持ち運ぶときにちょっとかさばるくらいです。
それ以上にいいところの方が多いレンズです。
- ズーム全域でF2.8通し!
- NDやPLフィルターが使える
F2.8通しであることは、他のレンズにはないこのレンズだけの強みです。
普通のズームレンズはズームすると、F値は暗くなりますが、このレンズズームしても常にF2.8で撮ることができます。
- 動き回る子供の写真を撮りたい
- 水族館など暗い場所の撮影
まさにこんなシーンでは最高のパフォーマンスを発揮してくれるレンズです。
また、出目金になりレンズフィルターがつけられないレンズが多い中で、このレンズはフィルターをつけて独特の雰囲気の写真を撮ることができます。
こんな人には特におすすめのレンズです。
- 室内でも使える超広角レンズが欲しい人
タムロン 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD
発売日 | 2017年3月 |
実売価格 | 約5万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
開放F値 | F3.5-4.5 |
手ぶれ補正機構 | あり |
フィルター径 | 77m |
レンズ構成 | 11群16枚 |
焦点距離 | 10〜24mm |
フォーカス | AF/MF |
最大径×長さ | 83.6×84.6mm |
重量 | 440g |
APS-C用の超広角レンズの中で、一番ズーム域が広いのがタムロンの10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDです。
- 超広角10mm
- 広角24mm
2.4倍の幅広いズーム域となっており、超広角だけではなく同時に広角レンズも味わえるお買い得レンズです。
はじめにちょっとうーんと思った点を。
- 絞り開放時の描写がちょっと甘い
レンズ自体のズーム域が広いので仕方ありませんが、どうしても絞り開放で撮った時はそれほど期待する画質で写らないことが多いようです。
ちょっと描写が微妙だと感じたら、少し絞って撮影してみると改善されるようになります。
逆に、絞りをうまく活用できるようになれば、もう初心者ではありませんよね。
そう言った意味でも、写真の上達を助けてくれるので、初心者にこそ持って欲しいレンズです。
- 手ぶれ補正の効きがすごい!
- レンズフィルター装着可
タムロンの手ぶれ補正は僕も以前使っていたことがありますが、まぁ止まります。止まるんです。
動き回っている子供もバッチリピタッと止めて撮影することができるほどです。
このレンズも出目金じゃないので、PLフィルターやNDフィルターを使うことができます。
こんな人には特におすすめのレンズです。
- 子供など手ぶれしやすい写真を撮る人
SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
発売日 | 2014年12月 |
実売価格 | 約5.5万円 |
フルサイズ対応 | APS-Cのみ |
絞り羽根枚数 | 6枚 |
最短撮影距離 | 0.24m |
開放F値 | F2.8 |
手ぶれ補正機構 | なし |
フィルター径 | – |
レンズ構成 | 9群14枚 |
焦点距離 | 10mm |
フォーカス | MF |
最大径×長さ | 87×106.1mm |
重量 | 590g |
APS-Cの超広角単焦点というマニアックな立ち位置を独占し続けているのがサムヤン。
星や夜景撮影を中心に使いたい方にはもうコレしかないくらいおすすめしたいのが、サムヤンの10mmです。
- マニュアルフォーカス専用
- 広い画角
- 明るいF値
↑ もう星撮るために生まれてきたと言っても過言じゃありません。
使い方次第では最高のパフォーマンスを発揮しますが、このレンズには唯一苦手な被写体があります。
- 子供や動いているもの
というわけで、風景メインなど止まっている被写体を撮るのにはバッチリなレンズになります。
- 10mmでF2.8は最強!
- 使いこなせれば生涯の伴侶になるレンズ
10mmの画角でF2.8は本当にスバラシイ。
ヤヴァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!
夜景写真に本格的にチャレンジしたい方にはマストと言ってもいいくらいおすすめしたいです。
マニュアルフォーカスでクセのあるレンズですが、使えるようになったらマジ最強の相棒になってくれます。
きっと僕が無人島に1つ持っていく超広角レンズを選べと言われたら、コレを選ぶでしょう。
こんな人には特におすすめのレンズです。
- 星や夜景撮影が好きな人
超広角レンズに一番向いているのは風景写真
超広角レンズの1番向いている場面は、やはり風景写真です。
自分がその時見ている風景がめちゃくちゃ綺麗で写真に撮っても実際後から見てみると、なんか雰囲気が伝わらないことってよくありますよね。
海外旅行や有名な観光スポットへ行って写真を撮る時とかそうですね。
風景写真の良さを伝えるためには、写真の枠いっぱいに風景をおさめて撮ることが大切です。
超広角レンズならかなり広範囲を1枚の写真に写し込むことができるので風景写真の良さをより伝えやすくなります。
都会の風景写真
お花畑の写真
スマホや普通のレンズで撮ったら、ここまで広い範囲を1枚の写真に写すことはできません。
実際に見ている時は、人もこんなに小さく見えてる訳ではなくても超広角レンズで写すことで、かなり遠くにいるかのように見せることができます。
超広角レンズは写る範囲がとにかく広い
超広角レンズと他のレンズとの決定的な違いは『画角の広さ』です。
一番馴染みが深い標準レンズとその画角を比べると、カメラに写る範囲がかなり広いんです。
横に写る範囲が広くなることで、近くにある物でもあたかも遠くにあるかのように見せることができるようになります。
つまり、遠近感を強調することができるということですね。
風景写真や狭いところでの撮影など、1枚の写真におさめたい範囲を広くしたい時には最適なレンズです。
風景写真だけでなく家やお店の中、人混みであまり後ろに下がって撮ることができない時でも超広角レンズは活躍してくれます。
写真の端っこに歪みが出るので注意
超広角レンズで気をつけておきたいことは、人物撮影です。
超広角レンズは広く写るというメリットと反対に、写真の端に歪みが出やすくなります。
周辺が流れるという言い方をしますが、画角が広くなればなるほど、写真の端の部分が歪んでしまうので、特に集合写真など写真の枠ギリギリまで人を入れて撮る場合は注意が必要です。
でも、旅行へ行ったりした時は子供の写真も撮りたい時はあります。
風景写真も撮りたいからと超広角レンズをつけて旅行へ行って、いざ子供の写真を撮りたい時、レンズをわざわざ変えるのは現実的ではありません。
そんな時は、人物を中心に配置して撮れば子供が歪んで写ることもないです。
インスタ映えしそうな風景写真も撮れるし、子供の写真も撮れるしで意外に使えるのが超広角レンズなんです。
キヤノンで使える超広角レンズのおすすめと比較【まとめ】
どうも使いにくそうでなかなか手を出しにくいイメージのある超広角レンズですが、一度使ってみるとやみつきになってしまう人もいます。
私自身も超広角レンズを使っていた時は、結構な頻度で持ち歩いていました。
ある程度カメラに慣れてきた人であれば、超広角レンズは今以上に撮影の幅が広がるのでかなりおすすめできるレンズです。